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時にはお酒の力を借りて

アサヒの贅沢搾りのキウイ味がおいしすぎます。缶チューハイの話です。贅沢搾りは何味のんでもうまい。3月くらいにローソンだけで売ってたトマト味も超おいしかった。あれはほんとに最高だったので定番化してほしい。箱で買う。

あとここ数ヶ月でのんで感動したのは、キリンの麹レモンサワー。めっちゃくちゃおいしい。レモンチューハイってよくもわるくも安定してて、特にめちゃくちゃ好んで飲むというわけじゃないんだけど、これはおいしくてリピ買いしている。キリンの缶チューハイだと、発酵レモンサワーも気になっているのでまた買ってきたい。度数7%なんだよなたしか。かんたんに酔えそうだな。

わたしは週に最低でも2回は家でのんでいるのだけれども、たいてい発泡酒かチューハイを1、2本のんで終わりである。上に挙げたように好きな味のものはあるが、こだわりはあんまりない。もう少し若いころはあったのだけども、歳をとるのにつれて味蕾の敏感さが衰えたせいか、いまは、あればあるものを飲むというかたちにおちついた。焼酎でもワインでもウイスキーでも日本酒でもジンでもウォッカでも。しかしうちは家族が下戸揃いなので、家に瓶のお酒があることは稀で(開けてから飲み終えるまでに時間がかかると味が落ちるので)、たいてい一回でのみきれるチューハイか発泡酒(お祝いのときはビール!)になる。ビールは、大学時代こそアサヒスーパードライこそが至高、と思って他をやや敬遠気味だったが、いまはそれぞれの会社に好きなところがある。プレモルはさらっとしててのみやすいし、ラガーは苦味が強いところが好み。クラフトビールも種類豊富ですごくおもしろい。ご当地ビールもおいしい。

お酒のんでると、まあ気持ちはわかるけど、そんな思い詰めんのよそうや、という気になる。元来思い詰めやすいたちなので、ふだんは意識的に、「もう考えんのやめ!」と断ち切らないと延々と思考がもつれて遠くに出かけてしまう。でもお酒をのむとうまいぐあいに頭の回路が切れるので、むずかしいこと考えるのやめ、どうせ答えでんし、と投げ出してしまえる。このさきどうやってお金稼いで生きてくのかとか、子供は産むつもりなのかとか、産むならはよ結婚相手探さなかんとか、老後2000万問題とか、そんなん、頭の中だけでぐるぐる考えたってまともな答えがでるわけない。考えるのは悪いことじゃないけど、考えるなら紙に書くとか人に話すとか、アウトプットしたほうが断然捗る。きのうの夜もしらふでむやみに将来のこととか考えてしまって暗黒泥沼思考ループにハマり、耐えきれなくて紙のノートにぜんぶ思ってることをぶちまけてから寝たら、なんで昨日あんなに落ちてたんだ?と思うくらい気持ちが落ち着いていた。

ノートに書いたり、人に話したりできる状態じゃいときは、おなかいっぱいにしてあったかくしてなんも考えずに寝たほうがいい。そういうときに、お酒の力を借りられる体質で幸運だったなと思う。くりかえしになるが、うちはわたし以外ほぼ全員下戸なので、遺伝的にはのめない人間になることもありえた。そのほうが恥の少ない人生だったとは思うけど、でもやっぱり、家でのむたのしみを得られるくらいに飲める体質でよかったと思う。 

ちなみにわたしはのむと笑いのツボが浅くなる。めちゃくちゃ笑うので会社の宴会なんかでは賑やかしに役立つタイプだ。おもしろいことは言えないけども、ひたすら楽しくなって笑い転げる。会社の宴会はもうどうでもいいけど、好きな人たちとそうやってげらげら笑ってのめる日が早く戻ってくるといいなと思う。

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