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世界の誰より愛する自信があるのに

なんだかさびしいような気がする。こういうときはハロプロだ、と思ってタンポポの「ラストキッス」を聴いてみる。続けてミキティの「ボーイフレンド」、モーニング娘。'17の「私のなんにもわかっちゃない」、太陽とシスコムーンの「ガタメキラ」、Buono!の「Independent Girl 〜独立女子であるために」を聴く。かなり強い気持ちになった。ハロプロ、偉大。ああ、心の友よ(©️ジャイアン)。

きわめつけに林檎さんの「人生は夢だらけ」を聴く。『あの人に愛して貰えない今日を 正面切って進もうにも難しいがしかし』がいま、本当に刺さる。この曲が発表されたとき、こんなふうに想えるような「あの人」はわたしの周りにいなかった。推しにガチ恋はしてたけど、彼らには絶対に愛されないと心の冷静な部分ではちゃんとわかっていたから、こんなにせつなくならなかった。いまは真に迫る。ひゃー。恋だね。恋してるね。恋してる自分、久しぶりすぎてうける。あきらかに頭煮えてておもしろすぎる。これでバッサリふられたら、またおもろいですね。めっちゃつらいけど、こういう人から拒絶される系の痛みって想像とはぜんぜんちがう様相をしていることが多いので、経験しとくとのちに活きる。人付き合いと、小説書きの面で。一挙両得。

歳を食って多少神経が図太くなったからか、このまま死ぬまで生きていくだけなら、その時々で好きだと思った人に好きだと伝えてもバチは当たらんだろうよ、と雑なことを思う。会いたいなら会いたいと言えばいいし、どこかに行きたいなら一緒に行きたいと言えばいいし、つきあいたいならつきあってくれないか聞けばいい。だいたい、ふったふられたなんてそんなに大層なことじゃない。ふられて逆恨みしたり、いやがってるのにしつこくするのはだめだけど、好きだと伝えること自体はなんの罪でもない。それでどうするかは相手が決めることで、わたしが悩んでも仕方がない領域のことだ。

なんかふっきれてきたな。相手がいやがることはしないようにきちんと反応を見て気をつけつつ、好意はどんどん滲ませていこう。好きな男に好きだって素直に言えないなら、それこそ中学生のときのまま1ミリも進歩してないってことになる。がんばろ。

(今日のBGM)
藤本美貴「ボーイフレンド」

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