さわりたい ベルベットの眦に

来週の舞台にもっていく手紙を書いた。MADEの冨岡健翔くんと、少年忍者の織山尚大くんに。ふたりともはじめてだったから、なにを書こうかなやんだけど、書き始めたらすらすらと言葉がでてきた。あとは塚ちゃんに書くだけ。

しかし塚ちゃんに関しては、言いたいことがありすぎて逆にむずかしい。いっそ大好きですってひとこと大書して渡すか、なんて極端なことを考える。だってわたしが塚ちゃんに言いたいことは正直、それだけだ。理屈じゃなく、ただ、大好きだってこと。

それに塚ちゃんはきっと、わたしみたいに、言葉を(特に、書く言葉を)神さまだとは思っていないひとだと思う。だから、わたしがいくら言葉を尽くして思いの丈を書いても、それで彼の心をうごかすことはほんとうにはできないと思う。

たとえば如恵留くん(Travis Japan川島如恵留)は、ブログの内容や雑誌での発言をみるにつけ、言葉を遣ってできるだけ齟齬なく自分の気持ちをファンに伝えようとするひとだなと思う。どちらかといえば、わたしと似た性質をもっているように感じる。だから如恵留くんに対しては観念的な話も書くし、言葉を尽くす。誤解を生まないように、でも、なるべく熱意が伝わるように。

もちろん、どちらがいいとかわるいとかいう話ではまるでない。たんに生まれ持った性質のちがいだ。

しかし、繰り返しになるが、わたしみたいに言葉を盲信している人間は、そうではないひとに気持ちを伝えるときに、どうやって伝えればいいのか困るのだ。それでもう、いっそのこと「大好き」だけ書けばいいか、みたいなことになる。うそじゃないことだけ。わかりやすいことだけ。

とりあえず今夜から明日の夜遅くまででかけているので、書けるのは当日の朝になりそうな予感がする(月曜は一日仕事、その後夜行で出発)。当日に書くなんてはじめてだなあ。封筒だけはもう用意してあるので、あとは中身を書くだけ。あーいいよもう、愛してるんだから、それだけ書ければあとはなんでも。米津玄師のFlamingoを聴きながらやけくそでそう考え、雨の中迎えを待つ。

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