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どんなできごともいつかはネタになりゆく

突如として、寒。寒くなると体調不良に見舞われたり、精神の安定が保てなくなったりといったことが増えますよね。精神のほうは季節性情動障害(季節性感情障害)というのだそうで、冬場に落ち込んだりしんどくなったりする人はコレの可能性がある。日照時間が減り、セロトニンの分泌が少なくなることで引き起こされるのだとか。防ぐには、なるべく積極的に自然光に当たるのがミソらしいです。伝聞口調の連発で失礼。ググっただけなもんで……

いやね、おちこんでたんですよ。おととい、マッチングアプリでやりとりしとった人と初めて対面したんですね、それがうまくいかんかったからなんですけど。2ヶ月近くメッセージのやりとり続いてて、性格合いそうだなーと思ってたんですけど、メッセージで引っかかってた性格的な部分が対面でも如実に出てて。その気になっとった部分はひとことで言うと、「文句が多い」ってところなんですけど。わたし文句が多い人間苦手なんですよね。それで、あーつらいなーと思いながらしゃべってて、この人好きじゃないかもなーと思いながらも頑張って盛り上げてたんですよ。盛り上げようと思っちゃうんですよね。つまんなきゃつまんないほど、つまんないオーラ出すのは失礼かなと思って必要以上にはしゃいでしまう。
ありがたかったのは、向こうもわたしが気に入らんかったことですね。これで向こうは気に入っとったら地獄ですよ。それはほんとによかった。

結果的にはよかったんだけど、でもそうやって楽しくないのに無理してはしゃいだあとはおちこむんですよ。あーうそついちゃったよと思って。それできのう一日なんとなくずっとうっすらおちこんでて、夜になって友達に、なんかおちこんでるってラインしたら、「寒いからだよ」と言われてなるほど!と膝を打ちまして、それで冒頭のググりまとめに繋がるわけです。そうだった、寒いとおちこみやすいんだったわ!と。

そう納得してもう一晩寝てみたら、もうおちついていました。こういう失敗談は話のネタになるし、小説のネタにもいつかなる。物書いててよかったと思う瞬間のひとつです。普通に過ごしてたら好きな人たちとしか深い話をせんので、たまにこういう感じ悪い人と会うと、ショックだけど、役に立つんですよ。わたしリアリティ萌えなもので、小説読んだ人にどれだけ「こういうやつおるー!」って感じてもらえるかに力を注ぐふしがあって、いままであった嫌なことはそういう意味でいつも一役買ってくれた。その人らにありがとうと言えるほど人間できてないけど、まあせいぜい糧になってくれやくらいのことを思ってひそかに、溜飲を下げるということです。

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