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我々が死んだら君の再生装置で蘇らせてくれ さらばだ!

やって参りました2020年!今年もよしなに。

はてさて日付が変わると同時に、飛び込んできたビッグニュース。

“東京事変再生”。

なんのことかと思って、いっしゅん時が止まった。意味を飲み込んだ瞬間、涙がでた。信じられない思いが湧き上がった。東京事変が、再結成?それにライブツアーを?わたしが生きている間に?

なにを隠そう、わたしが林檎さんを好きになったのは東京事変の『修羅場』を聴いたから。夢中。骨抜き。わたしと林檎さんを繋げてくれたという部分だけ切り取っても、東京事変はわたしにとって特別なバンドだった。

しかし哀しいかな、そのときのわたしは10才。月のお小遣いは500円。当然ファンクラブには入れず、ライブなんて夢のまた夢。

解散ライブが行われたときわたしはちょうど高3で、どうしても行きたくて親に直談判したけども聞き入れてもらえなかった。高校卒業までバイトはできなかったし、高校生の女がひとりで東京に行くなんて絶対に駄目だという考えの家庭でもあった。

行けなかったことを、ずっと悔やんでいた。こんなに好きなのにもう二度と観れないなんて、理不尽だと思った。金なんかどうにでもして、会いに行けばよかったのかもしれない、と思った。

もちろん時の流れとともに、諦めることはできた。あのときはそういう道しかなかったのだ。養われている身では。会えないのも天命だと、おおげさに解釈してなぐさめていた。

それでもいざ会えるかもしれないとなったら、欲が出た。こうなったら、何があろうと万難を排して行く。林檎さんがいてくれて良かった。生きて良かった。死ななくて良かった。新年早々、多幸感。

師匠、トシちゃん、浮ちゃん、わっち、林檎さん。5人のつくる空間に、身を浸したい。それができたら、わたし、わたし、死んでもいいわ。愛してる。素敵な世界に、祝福を!選ばれざる国民のひとりとして、生きながらえてかならず、会いに行きます。

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