婚約破棄で男性が女性を訴える 傍聴

民事裁判 

婚約破棄裁判で 男性側が女性を訴えてる


男性原告 女性被告でした

 男性が女性を訴えるということに違和感がありました

女性が男性を訴えるって言うのはしっくりくるんですが

男性が女性を訴えるってあるのかな?と思いました

 < 男性はこのような方だと被告女性は主張>
・元暴力団員
・服役もしていた
・被告女性の目の不自由なお母様を傷つけるというような脅迫をした
・原告男性が自殺未遂・・・心配になって駆けつけ復縁した
→被告女性はそれでもおつきあいして婚約しました。

これまたいわくありな裁判に入ってしまいました・・

傍聴は一人です。
出にくいです。。

<原告男性は>
・元暴力団とはいってない
・服役経験はない 服役したことがあるとは言ってない
・お母様に危害を加えるとは言ってない
・自殺をするとは言ってなく、別れたくなかったから来て欲しいと言った(これはラインでも残っていたのではないかと思います)


男性は女性より10歳くらい年上でした
女性は地方出身の方で、交際していた当時は一人暮らしをしていたということでした。

変な男に引っかかったのか、と正直思いましたね


<原告被告二人のエピソードについて裁判官もの申す>

ある時、二人でカレー屋さん行ったところ、彼氏が「やばい、やばい」と言った。
彼女は「どうしたの?」と聞くと
彼「何が やばい かと言うと、自分は元暴力団員だけど、当時の暴力団員が店に入ってきた。見つかったらやばい」と言ったそうです。
 

女性裁判官は「それでどうしたんですか?」

被告女性「そのままカレーを食べました」


そうするとその女性裁判官は・・・


「ほーー、そのままカレーを食べたと言うんですか?
彼は、ご自分が 元暴力団員で、会うとまずい相手が店に入って来たから、見つかったらまずい相手がきたということで、やばい・やばい、といったんでしたよね?
その見つかったらまずい相手が店に入ってきたというのに、そのままカレーを食べたって言うんですか!!
あなたおかしいと思わなかったんですか!!!」

と 指摘 

また

元暴力団員
目の不自由なお母様に対して危害を加えるという
服役経験がある
自殺未遂をする

そのような彼とご自分の娘が ”婚約する” と言った時にお父様は何とおっしゃったんですか?
→ 被告女性 「反対されました」

元暴力団員と言うことを知ったのはいつですか?
→ 同僚の時に、もう一人、元暴力団員の人がいて、その人と二人で話をしていたのを聞いたことがあります。

お付き合いする前から、元暴力団員だということを知っていてお付き合いをはじめ、服役したことがあり、またお母様に対して危害を加えるというようなことを言われ、別れ話が出た時には自殺未遂をすると言う、そういう方であるとわかっていても別れなかったのに、なぜ今回は別れるに至ったんですか?
→ 「全部を総合的に思って別れを決意した」というお話でした

目の不自由なお母さんが危害合わないように、お父さんと娘さんで交互にお母さんのそばにいるようにしていたそうです。

自殺未遂騒ぎの時は、本当に心から心配して、死ななくて良かったと思ったようです。

涙ながらに話していました。

女性裁判官は、かなり強い口調で 、被告女性とお話ししていました 。

原告男性に対しては、笑顔を見せて「そうなんですね、そうですか、そうですか」という対応でした。

 これだけを聞くと 裁判官は男性に対して甘く、女性に対して厳しかったのではないか?と思われたかもしれませんが、私はそうではないと思います。

 女性同士なので ”あなた、もっとしっかりしなさいよ!!若いんだから次はそんな男に引っかからないようにしなさい!!” ということ を伝えたかったのではないかなと思いました。

この判決は聞いていません。。

最終的に原告男性が勝ったのかどうかというのはわかりませんが、それだけのことを言っていて、婚約破棄されたといって損害賠償を請求するというのはありえないなと思いました。

原告側は元暴力団とは言ってない、刑務所には入ってない、別れたくなくて来て欲しくてラインを送った、と自殺未遂のことは説明していました。
おそらくラインは証拠が残ってるからそのように言ってるんだと思います。

他のことは証拠、証明ができないかもしれませんね。。。

単純に、悪い男に引っかかった!!

これからは引っかからないように気をつけること!!

この男が訴えてくれたおかげで、公にできて、色々な嫌がらせのようなことは起こりにくいと思われるので、訴えられるというのは嫌だったり、意外だったり、ストレスに感じたり、マイナス面があったかもしれませんが、最終的には ”これで切れる” ってなるとプラスになるのではないかと思いました!

物事は表裏で、マイナスと思っていてもプラスになることがある
プラスと思っていてもマイナスになることがある


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