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スマホの入り口のプロになる!【6/13砂町スマホ教室】

最近毎日のように「スマホ教室」のことを考える時間を作れていて、楽しい気分です。

大きな目的に向かうことと、目の前の現実を変えていくことと。
最近は両方見れるようになってきたし、仲間も増えてきたし、参加者や参加者周辺への影響も大きくなって来て、現実の変化をビシビシを感じています。

【砂町スマホ教室】は、始まって一年半以上。
すっかり僕や仲間や地域の方の「居場所」になってきています。

そんな砂町スマホ教室を、今回も元気に開催してきました!

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上級者と初心者と〇〇

はじまります!

いつもは最初に、「上級者」と「初心者」を別々のテーブルで分けます。
レベル感としては、

「上級者」:
・日常的にスマホが生活の一部になっている。
・LINEや乗り換えは習った項目ならサクサク。
「初心者」:
・スマホを買ったばかり。
・スマホが怖い。
・LINEもほとんど使えない。

今回も、こうやって分けたのですが、最近他のスマホ教室でも増えているのが、「スマホを持っていない人」です。

例外なくこの砂町スマホ教室でも「2名」がいらっしゃいました。


高齢者がスマホに続々と流れているのを肌感で感じます。
スマホを持っているから・スマホを買ったから、「スマホ教室に行く」だけでなく、これからスマホを買うから、「スマホ教室に行く」というのも一つの選択肢になりつつあります。


「お教室」との共存

”スマホ教室”は、今全国で増えています。
大手キャリアさんが無料で実施しているものや、電気屋さん、カメラやさんなども、無料・有料問わず立ち上がっています。

誤解のないように言っておくと、決して僕はそういった巷に溢れるスマホ教室に敵意を示しているわけではありません。

わかりやすく分けると、
・お教室型:上記のようなスマホ教室
・地域型:僕たちが実施しているようなスマホ教室
とあえて分けてみると、

お教室型
・メリット:専門家が教えてくれる。知識に抜け漏れがない。技術の難易度ごとに順番にカリキュラムが組まれている。広く告知されている(携帯ショップ等で実施)
・デメリット:カリキュラム以外の内容を教えてもらいにくい。契約以外のサービス(アプリなど)など、日常で必要なものが教えてもらえない。ビジネスライクなイメージ。
地域型
・メリット:コミュニティが目的なので楽しくスマホに触れられる。敷居が低い。各種サービスを横断的に教えてもらえる。
・デメリット:専門性はない。コミュニティが苦手だと少々いづらい。開催頻度が少ない(無料or超低額が主な理由)。

このように、どちらがいい悪いではなく、「性質の違い」が明確にあります。

もちろん、地域型で内容は「お教室型」を実施されているものもあります。
僕が、地域型を選び、内容も地域型に寄せた理由は単純で、「勝てる場所」だからです。

いくら教室といっても、大手さんには太刀打ちできないし、やる意味もあまり感じられませんでした。

カリキュラムを遂行する、というよりも、高齢者がスマホを持った、次の世界を想像しながら活動することの方がより重要だと感じていたからです。

ただ、「共存」は今のところかなり重要に感じています。
専門的な質問に、あまりに時間をかけて答えすぎると、「本来の目的」から大きく逸れてしまいます。

「ここの部分は、今度お店でこういうふうに聞いてみてください!」
と線引きをすることも重要だなあと感じました。
特に契約内容の詳細に関することや、決済関係は、責任の所在が曖昧になったまま教えてしまうと、混乱します。
「きちんとしたことをお店で聞いてみてください」と提案することは、今後のスマホ利用においても大切になってきますし、何よりご本人の安全を守る上でも重要です。


「地域型スマホ教室」の役割

ここまでお話ししたことをまとめると。

僕たちの役割は、

・スマホって簡単だよ!
・一緒にこっちで楽しくやろうよ!
・わかんないことは皆んなで解決しよう!
・大丈夫!心配しないで!

と、「入り口」になって、言ってあげることです。
寄り添ってあげることです。

そして、スマホの世界に入ってきた方々を、販売店や”お教室”につなげて行くことが、一番やりたいことです。

高齢者がスマホを使いこなし、より便利に、楽しく生活できるように、僕たちの出来ることと僕たちの出来ないことを掛け合わせて、今後も活動していきたいと思います。



<終わり>




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