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ネガティブを楽しむ!

まず、以前Twitterを嫌いになった話をします。

介護や地域活動をされている方も多くいらっしゃり、沢山フォローしていました。
とんでもなく多くの方がいて、「介護」って検索するだけで何万人何十万人もおられます。

しかし、沢山の情報・気持ち・感覚を知りたくてフォローしたのに、、、
僕のタイムラインには、介護に対する「悪口」「愚痴」「陰口」が溢れていました。

「うちの管理者マジ最悪!!」
「今週入ってきた新人、仕事できなさ過ぎ」
「給料倍にしろ!」
「忙しいのに失禁してんじゃねーよw」
「ある利用者家族、頻繁に見学来てうざ過ぎ」

ありとあらゆる「ネガティブ発言」がずらっと並んでいました。

しばらくは、「こんなもんなのかなあ〜」と見ていましたが、だんだんと見ている自分までもが”鬱々”としてきました。

仕事や地域活動など、自分の頑張りたいことのためにTwitterを見ているのに、そのせいで「ネガティブ」になり、やる気を失いそうになりました。

”人のせいにするな”
”言い訳だろ!”

そうです。僕は弱い人間です。かなり弱いです。

すぐ影響されちゃいますw

そんなこんなで、つい最近までTwitterを休んでいました。

違和感

Twitterを休んでせいせいしていました。
ネガティブな発言を聞かなくで済むし、見なくて済みます。
僕は、自分の思っている「ポジティブ」な世界で生きていけるんだ!
「ネガティブ」な人たちは放っておけばいい。

そう本気で思っていました。

僕は、介護や地域を変えるんだ!
その夢に向かって、頑張るんだ!

・・・

・・・・・・?

僕は、何を、何に変えたいんだっけ?

いい世界、ポジティブな世界。
「自分にとって居心地のいい世界」

それは、ただ現実から目を逸らしているだけです。

自分と違うもの、考えの合わないもの、複雑なものに”フタ”をして、一時的に気持ち良くなっているだけです。

自分と「同じもの」と合うのは当然です。

しかし、世の中・社会に存在する「ほとんど」の考えは、自分と異なるものです。
それは時に気持ち悪く、不快で、許せない、うんざりするものかもしれません。

そうしたものと向き合うことが「生きていく」ことなのではないでしょうか。

「リアル」との向き合い方

自分と合うものも、合わないものも、すべて「リアル」です。現実です。

”でも一体どうやって向き合おうか・・・”

そこで、僕の考えた向き合い方は、
【これも介護のリアル】の一文でリツイートしてみることにしました。

不快な思いをさせると申し訳ないので、具体的にどんなツイートをRTしたのか、どういった基準でRTをするのかは明かしませんが、
こんな形で向き合うことにしました。

そうすると、自分の強い考えから一歩離れたところから、自分と他者と見つめられるようになりました。

「これも介護のリアル」

自分と合うものも、合わないものも、一つ一つが大切な「リアル」です。

そうした現実・リアルを少し離れたところから、でも真正面から向き合うことで、自分の視野や共感の範囲が広がったように思います。



<終わり>



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