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#70 学校給食の海外事情〜アメリカ


イタリアの食の教育施設「FICO」を訪れて感じたことから

9月にイタリア・ボローニャの食に関する教育施設「FICO」に行って来たのですが、行ってみて感じたのは、イタリアは国の基幹産業として食を捉えていて、食育も子どもだけでなく明らかに大人もターゲットに考えていること、そして「食のブランディング」を強く意識しているということでした。オーガニックを強力に推進するのも、ヘルシーやウェルネスに貢献するブランドとして、小さな地方地域の農業・畜産業の価値向上という目的のために全てのストーリーが展開されていると感じました。
それで、「では、学校においてどのような教育がなされているんだろう?」ということに私の関心は移って来ています。

アメリカの給食の歴史

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