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#19 給食献立&調理法で変わる設計

https://stand.fm/episodes/64859968ac82c893ed94e6b0


給食の提供方法と温度管理

最も多い献立パターン

学校給食も色々パターンがあります。献立と提供方法というか、それは調理方法と温度管理と直接リンクしているんです。
最も多いパターンは、副食(おかず)をメインと付け合わせと汁物といったパターンで提供するものです。下の写真のようなパターンですね。

一般的なパターン(主食 味噌汁 焼きサバ 和物 牛乳)

このパターンの献立の場合、調理場では調理した味噌汁と焼きサバ、和え物は保温性の高いステンレス製の二重食缶に入れて運ばれます。火を止めて2時間以内に提供するのですが、子どもたちが喫食するまでに味噌汁と焼きサバは冷めないように、和え物は冷たい状態をキープし続けるようにするためなのです。配膳は、食缶が各教室に運ばれて、給食当番の子が各自に配膳するやり方になっています。この温度管理は、学校給食衛生管理基準に細かく規定されていて、食缶に入れる時、学校に到着した時に温度測定と記録をすることになっています。

ランチボックスの場合

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