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#33 給食献立の工夫でアレルギー対応を楽に

ちょっとお知らせ

学校給食のnoteも33回目ですが、私、今後、いろいろな自治体で「学校給食調理場を建て替えたい」「学校給食の対応を公民連携で変えていきたい」といった職員の皆さん、そしてその思いを一緒に実現してくれる民間事業者の皆さんに、寄り添って一緒に考えることを仕事にしていこうかと思い、「学校給食マネジメントアドバイザー」と名乗ることに決めました。
既に、いくらかご相談などもいただいているので、ちゃんと受け止めて一緒に走っていける体制を整えていきたいと思います。
しかしながら、なにぶん、地方の市役所で働いた経験しかないので、やらされ仕事はそこそこできるんですけど、他の自治体において短期間で成果を出せるのか。。。正直、不安だぁ〜!!
と、いうのが本音なのですが、もう今後は弱音は封印して参ります。ご縁をいただける皆様には、今後ともよろしくお願い申し上げます。


学校給食対応の三大アレルゲン

今までの記事でもお話ししてきましたが、食物アレルゲンというのは、本当にたくさんあります。ですが、それぞれの方がどのアレルゲンに反応するのかは、ケースバイケースなので、学校給食の大量調理を行う場合には、やはい多くの方が発症するアレルゲンから対応を考えていくことになります。
「卵」「乳」「小麦」の三大アレルゲンが対象となるわけです。
アレルゲンへの反応も、ほんの微量でも含まれていたら発症する場合には、例えばソーセージのつなぎとして使っている卵白、フライの衣に使っている小麦など、加工品でこの三大アレルゲンが含まれている場合には、原材料まで調べてから調達しています。
最近、美味しいパン屋さんが増えましたよね。私もパン屋巡りとか好きですが、ちょっと考えてみてください。美味しいパン、美味しいケーキには、「卵」「乳」「小麦」がフルセットで含まれているんです。
パスタもだめ、うどんもだめ、小麦のアレルギーというのもなかなかキツいものがあります。

和食にはアレルゲンが少ない?

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