全員参加の薦め (vol 229)
チームワーク
私たちがよく使う単語です。
では、「いいチームワーク (Good Teamwork)」ってどうなること?
"One for All, All for One"といった言葉を使ったりもしますが、これを口にできれば「いいチームワーク」? もしそうなら、One for All, All for Oneが一般的ではないタイではいいチームを作るのが難しいかもしれません。
社内ツイートでは、感受性を磨くとか、自律をお願いしています。
高い感受性を持って、自律した行動をするとパフォーマンスが高まります。この点に対しては誰しも異論はないでしょう。
では組織のパフォーマンスはどうだろう。マネジャー1人が頑張っても、チームの力になりません。マネジャーが逐一指示を出す状態には自律の実践とはいえないでしょう。
マネジャーが指示しなくても、チームの全員が感受性を磨いて、一人ひとりが自律して行動ができた時にチームの力が出る。そう考えると、いいチームワーク発揮には「全員、一人ひとり」がキーワードだと気付かされます。
チームメンバーの一人ひとりが鋭いアンテナを張って、何かを感じて行動が始まる。1人の行動がチームを引っ張る。その人がリーダーになる。マネジャーでなくても構いません。
全員、一人ひとりがチームのために神経を研ぎ澄ませる。気づけばリーダー。他のチームメンバーもそれぞれの人のリーダーシップを受け入れる。
「自分はチームの一員とであると同時に、時にリーダーになる」
自らの意思でチームに貢献しよう考える。一部のメンバーではなく全員。
チームメンバーとして「居る」だけでなく、意志を持ってチームのゴールに向けて参画する。メンバー全員が同じ気持ちになれば理想のチーム、いいチーム。ならば、いいチームワークへのキーワードは「全員参加」。
全員参加とは、チームメンバー全員が自分の意志で貢献意欲を持つこと。
これを実現するハードルは相当高い。それでも拠点長やマネジャーはそのゴールを目指す存在でなければなりません。
全員が場面場面でリーダーにるチームメンバーを育てること。
この行動が私を含めたマネジャーの役割です。
全員が「チームに貢献したい」に共感する。を導くとき、マネジャーはリーダーに変わるのだろうと思います。
「マネジャー達をリーダーに育てたい」??
実は、育てるとか、伝授するとかじゃなくて、
マネジャーの集まりもマネジメントチーム、
・マネジャーたち全員が自発的に、
・自らの意思で、
・リーダーを育てるリーダーになりたいと思う
ように、全員参加に向けた環境を提供する。
これが拠点長の役割。私もリーダーにならなきゃと認識したのでした。
グダグダと言葉遊びをしてしまったような気もします。
「全員参加とは物理的状態でなく、全員の意志状態を創ること」
いいチームワークづくりへの肝が伝わればハッピーです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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