枯れゆく時まで、

毎年、年末には何時ものお神社に詣でていたんですが。
今年は、主人の身体の調子が悪く。
何とか、今日行って来ました。

道中、高速に乗ったは、いいが、料金所で
何時もの様にETCに入るも、車の前でバーに止められる。
何で？
どうも、主人のETCカード期限切れとな　(汗)
もう
仕方なく、現金で、
まあ
何度も、止められ何回払うじゃい！
主人意外に、アッシーしてくれるいい男を知らない、私。
ここは、忍忍の私で財布何回開けた。

途中、パーキングに泊まり休憩を・・
何食べる？と聞くも
まだ、時間早すぎて、開いてるお店は数少ない。
そこで見つけた、おにぎり。
お父さん、これにする？
おおと返事。

腹ごしらえして、又車に乗り込むも、
身体の調子の悪い主人の運転、心配で心配で
つい、つい、声を出してしまう。
主人も、それが鬱陶しいのだろう。
判っちゃいるが、事故してからでは遅い。
なるべく、怒らせない様に、怒らせた。

そうこうして、やっとお宮に着いた。
何時も、小雨が降って御祈祷終わった頃は晴れて、
これも、神様のお計らいか浄化の雨ねとご機嫌。
しかし、
今日は、何時もと違い、かなり強くて、小雪混じりの風。
参道前に立ったが、あれ？
主人がいない。
どうしたんだろう？
携帯鳴らすと、まだ駐車場。
お父さん何やってるの？
靴履き直しているんだと言う。
何してるのよ！と思わず怒鳴るも、大体身体の調子の悪い中。
一つ、一つに時間がかかる。
やっとの思いで、本殿へ。

御祈祷終え、空は快晴。
ああ良かった。
今年は、主人の身体の調子が悪かったから、小雨ぐらいでは
浄化にはならなかったのだろう。
神様には感謝。
帰りに、お抹茶を頂き帰路に。
帰り走りながら、パーキングで止まるかと主人。
そうね
休憩する？
そう言いながら、又パーキングに、
中に入ると、時間はお昼近い。
お父さん何食べたいと、私が聞くと。
主人、判らんと返事。
私は、もうハア―！
お父さん、小学生じゃ無いだから、判らんじゃ無いでしょう？
自分のお腹に聞いてご覧と、イラつく。
仕方なく、うどんでも食べる？と言い、並び二人ですする。
結婚してもう40年もとうに過ぎたが、年々、歳取った主人が
かっこ悪く感じる。
うどんを、すする主人の顔は、黙って仕事して来たと言わんばかりに
顔に、深いしわ。

そんな、主人に後何回一緒に、お神社行けるだろうか？
私には、主人意外にアッシーはいない。
ここまで、来るのに、遠回りの人生だった。
最後の最後まで、添い遂げようと覚悟した。