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映像展示用おすすめメディアプレーヤー| #展示技術講座 |色々と検証したら追記していきます。

多摩美展示技術講座でプロジェクター設置をしましたが、とりあえずシンプルに映像を流したい学生向けにオススメのプレイヤーを紹介します。サンワダイレクレクト400-MEDI020Hで大抵の場合は大丈夫だと思います。ただ、1080pの1ドットごとのタイルパターンのような映像は、表示がおかしくなる現象の報告などもあるので随時実験して追記していきます。

7000円きってるので初めて買うには手頃だと思います。映像の知識が増えてきて4K,60fpsとかの映像が流したい人や、どうしてもハイレゾがいい人はグレードの高い物に移行していってはどうでしょうか?1080P,30fps,10~15Mbpsで使う分には問題あったことはありません。

専門用語の意味が解らない人へ。映像ファイルの書き出しに関しては以下の記事をご覧ください。


理由1|自動再生オートリピート

このメディアプレーヤー。電源を入れると自動再生します。リピート設定しておけばオートリピートです。コンセントタイマーでの展示管理が可能です。リピート時も一瞬カクつくだけでロゴが出たりクルクルマークみたいなのも出ません。もしシームレスにリピートしたい場合はデータの方で同じ動画をいくつも繋げて対応してください。

一つ注意点があって、お化けファイルとかがあると上手くオートで流れないのでファイルは一つだけ入れてください。一番簡単な方法はWindowsでSDカードのフォーマットをntfsにします。Windowsでファイルを一つだけ入れてください。

MACの場合はTerminalからフォーマットしてファイルを入れれば多分大丈夫だと思いますが、やったことないです。今度試してみたらここに書き足します。

理由2|とにかく小さい

とにかく小さいので隠しやすいです。5vなのでUSBからDCジャックの変換があればプロジェクタやモニタのUSB端子から電源がとれます。機材によって電力量が違うので実験しましょう。また、本体の電源が落ちるとUSBからの電源供給をストップするものとしないものがあるので気をつけましょう。

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センタープラスのDCジャックには種類がたくさんあるので、「USB→DCジャック」を買うときは本体をお店に持ち込んで確認してもらった方が安全です。

理由1と理由2を組み合わせると?

もし、モニターやプロジェクター側のUSB端子から十分な電力量が取れる。かつUSB端子からの電源供給が機材の電源On/Offに連動していた場合、機材の電源のOn/Offのみで毎日の展示オープン作業が終了します。機材依存ですが、オペレーションがめちゃくちゃ簡単になるんですよね。

理由3|海外でも時々使われている

実は海外の展示でも使われてるのを見たことがあります。ドクメンタ14のアテネ会場とかもその一つです(画像)。多分中国製造品でメーカー名は後付けなんだと思います。流通の仕組みはわかりませんが。

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注意点|日本語がおかしい、安いので不安

全部ではないのですが、時々メニューの日本語がおかしいのがあったような。たくさん似たようなのを使ってるのでうろ覚えですが。その場合は言語設定を英語にして使いましょう。安いので初期不良などはチェックしましょう。

次に買うメディアプレイヤー

学生でなく、アートスペースや作家として活動し始めてもう少し良いのを買いたくなったらどれを買えばいいのか。ハイエンドなものではどういう事ができるのか。twitterでこの記事を投稿したら色々と問題点も出てきたので、今後もリサーチして追記していこうと思います。

最後に

このメディアプレーヤー、いろんな会場で使ってますが適正なファイルを流していれば大丈夫です。20Mbps60fpsの動画も問題なく流れました(オフィシャルは10Mbps30fpsまでと言っている)。映像作家で映像のみを展示して勝負している人とかだと、流石にロースペックすぎます。が、どれを買っていいか解らない人はこちらから始めてみてはいかがでしょうか?ハイエンドな映像を作りたいなら撮影機材や録音機材から変えないとダメですしね。

プロジェクタの展示設計に関する記事も合わせてどうぞ。


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展示技術者、パートタイムアーティスト。 主に現代アートの展示設営設置や制作補助の仕事をしています。 学生や若手作家むけに経済的に展示をする方法なんかを「#展示技術講座」として書いていこうと思います。 たまに他のことも書きます。
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