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宮本浩次さん、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

これは大変に嬉しいニュースでした。

文化庁は3日、芸術各分野において優れた業績を上げた人を選奨する芸術選奨文部科学大臣賞と新人賞の受賞者を発表した。大衆芸能部門の大臣賞に、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんが選ばれた。30年以上に及ぶバンド活動とは別に、ソロ活動を行い、自身初のカバーアルバム「ROMANCE」で曲への深い洞察を見せたことなどが評価された。ー音楽ナタリーさんより


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私もお気に入りの一枚!


風さん報ステご出演の記事でもチラッと書きましたが、私は宮本浩次さんが大好きで、エレファントカシマシのLIVEにも行ったことがあります。
初めて生歌をこの耳と目と体で体験したとき、まず思ったのが「CDと同じだ!」でした。これはLIVEあるあるかなとも思います。あまりに音源と狂いのない演奏と歌声で、「今、自分は間違いなくここにいるんだ!」という不思議な感覚を持ったことを、今も忘れられません。

私は歌のうまい人が好きです。上手いなのか?巧いなのか?美味いなのか?わからないけど、説得力のある歌声と歌い手さんが好きです。風さんも、宮本さんも、そういうタイプだと思います。宮本さんというかエレカシの皆さんは、宮本さんがTVなどでよく仰っていますが、昔からけっこう苦労してきて、契約解除を何度も経験してどん底に落ちての今なので、そんなふうに見えないかもしれないけれど、底力がすごい。練習風景なんかを見るとびっくりするほど宮本さんがワンマンでちょっと心配になるんだけど、それがあの方たちのバランスなのだと思うので。というか、あの方たちでないと宮本さんの戦友はつとまらないと思うので。

その母体あってのソロ活動。個人としてもバンドとしてもとても誇らしいことだと思います。

そんな賞なんて関係ねえよ、という歌い手さんもいるかもしれないけれど、宮本さんは意外と?そういうタイプでもなくて、『ROMANCE』がオリコンやビルボード系のチャートで1位を取ったときにもとても素直に喜んでいたから、今回の受賞もきっと嬉しいだろうなぁ、と思うと、親のような気持ちなってしまいます。いや歳下だけど。

音楽を心から愛していて、歌い手としても作り手としても才能に溢れていて、でも不器用で、どこか不安定で掴みどころがなくて。そして見ているほうが心配になるほど正直で。そんなイメージが、私的に風さんと重なるのでした。

本当におめでとうございます!


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