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来年から基本情報処理技術者が結構変わる件

だいぶ前から話は出ていましたが、

来年の4月から基本情報処理技術者が結構変わるみたいですね。

具体的には以下の通り。

・午前問題の数学系問題出題比率見直し
・7問回答から5問回答に変更
・プログラミング・アルゴリズムの配点が各25点に変更
・プログラミング選択にPythonが追加
・情報セキュリティが必須問題に変更さらに配点が20点に

全体的に理系よりになるとのことです。文系エンジニアには辛い変更ですね。

午後問題は必須問題(プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティ)だけで70点が割り当てられることになりました。

合格点が60点以上なのでかなり思い切った変更ですね。

この変更による私の見解は以下の通り。

・情報処理技術者試験変更により対策が楽になりそう

・問題数が減ったので回答時間と集中力に余裕ができそう

・文系の人は厳しくなる

情報処理技術者試験変更により対策が楽になりそう

数学系の問題が増えるため文系エンジニアには辛い変更ですが、裏を返せば数学系の分野を中心に対策しておけばかなり合格に近くなるということです。

同様に午後問題はプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティで7割となるのでこの3つを対策しておけばかなり合格に近づけます。

今までは試験のために非常に広範囲の分野を勉強する必要がありましたが、来年からの変更で勉強範囲が絞れるので対策が楽になりそうですね。

問題数が減ったので回答時間と集中力に余裕ができそう

午後問題の回答数も7から5問に減ったのは大きいです。7問解くのは集中力も時間もかなり使います。

私は集中力が切れて諦めたことが何度かありました。

選択問題も7問中5問選択から4問中から2問選択に変更となります。得点も合計30点なので選択問題が合格に与える影響はかなり少なくなりますね。

選択問題は異様に難しい問題が混ざっていたり苦手分野が出たりするのでほとんど選択の余地がなかったです。そして得意分野が高難易度の問題が出たりするとほぼ終了。

選択問題を少なくするというのはかなり量改訂だと思います。

文系の人は厳しくなる

一方文系の人の場合これまでの試験であれば合格していた可能性がある人でも落ちる可能性があります。数学系問題があるので苦手であっても数学の勉強をしておかないと合格は難しいです。

とは言え対策範囲はかなり狭まるので試験自体の難易度は下がりそうです。文系であってもきちんと対策すれば問題なく合格できると思います。

終わりに

全体的に思い切った改訂ですね。特に必須問題3問で7割とは。

今まではかなり広範囲の勉強が必要だったことを考えると対策が楽になりそうですね。特に午後問題はプログラミングとアルゴリズムの勉強をしておくだけでもかなり合格に近くなります。

5問なので回答時間にも余裕ができそうですね。私のように集中力が持たない人にとってもなかなか良い改訂です。

文系よりの人には厳しい改訂ですが、対策はかなり打ちやすくなったので諦めずに勉強しましょう。

ちなみに2019年秋の試験はこれまで通りです。

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