合同企業説明会
なかなか会社や仕事の話を聞く機会がない人には、
合同企業説明会は、一度に複数の会社の話を聞けるいい機会です。
ただ今年はコロナの影響で軒並み中止となってしまい
「合説で話を聞こうと思っていたのになくなってしまい
企業研究が全然進まない・・」という声をよく聞きます。
規模は小さいながらWEBで行っているケースもありますので
ぜひ話を聞いてみてください。
興味のある業界を片っ端から聞けるといいのですが、
時間も限られていますから
ある程度、話を聞きたい志望業界を決めて
効率的に進めたいところです。
「たまたま話を聞いた会社の人が親切だったから・・」
「一番初めに聞いた企業でよさそうだから・・」
という理由だけで
他を見ることなく、1,2社聞いただけで
第一志望を決めてしまう学生が意外といます。
そのたまたまが、
偶然自分のベストであればいいのですが
自分に合っている複数企業のうちの一つだったとしたら
他にも自分に合うであろう企業はあると思うので
複数見てから絞っていってもいいのにな・・と感じます。
複数話を聞くと、比較ができます。
複数候補を持つと、順番がつけられます。
無駄足になってしまうかもしれませんが、
ぜひ複数の業界、企業の話を聞いてみてから、
第一志望の企業を決めてみてください。
企業の話を聞いたら、聞きっぱなしにしないで、
1社1社その場で〇×△をつけておくことをおすすめします。
たくさんの企業の話を聞くので、
すぐに話の内容や企業の印象がごちゃごちゃになります。
時間が経つと記憶もあいまいになります。
いざ選考を受けるとき志望動機などに活かせるように、
説明の内容や自分がどう思ったか?気づいた点などを
その場でメモしておきましょう。
BtoB企業は仕事内容は普段生活しているだけでは
なかなかわかりづらいところがあります。
企業側も学生にとって、
自分たちがあまりなじみのない業界であること
ほとんど理解されていないであろうことを把握していますから
スライドやビデオなどで懇切丁寧にわかりやすく
説明してくれます。
業務内容や商品の特徴、利益があがる仕組みなど
よく聞いてメモに残しておくと
のちのち企業研究をするときにとても役立ちます。
また、
複数の合説で同じ会社の説明会に参加すると
人事の人と顔見知りになったりします。
志望度の高い会社は
そうしたアプローチの方法もひとつです。
人事の人と知り合いになったことで
内定を得られることはありませんが、
もし他の学生と並んだ時に
「違う合説で複数回自分の会社の説明を聞いてくれた」
そうした熱心さが決め手になることもあります。
一つ一つの会社の説明会に個別にいくと
午前、午後で1日2社くらいが限界ですが
合説であれば、3~5社話を聞くことが可能ですので
ぜひ最大限に活用してください。
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