こじらせ執着の上手い手放し方
「執着を手放す」の落とし穴
占い・スピリチュアルの世界では、
上手くいかなかった時は、それ以上に良いものが手に入るサインだから、執着しないようにと言われます。
その考え方そのものは、理にかなっています。
執着は、あなたの素敵な未来を閉ざします。
たとえば、いつまで経っても元カレに執着していたら、実は近くにいるもっと素敵な人に気付けないですよね?
しかし、この考え方には、落とし穴があります。
「執着しない」という行動って、実はかなり上級者向けのテクニックなんです。
というか、欲を手放すこと自体が、人間の性質上、難しいのです。
こんなことは、占い・スピリチュアルの本にはまず書いてありません(笑)
もし人間が欲を簡単に手放せるなら、三日坊主で悩む人はいないはずです!
人の心と欲は一心同体
便利な現代社会にあふれる物は、全て「これが欲しい」という人間の執念で完成しました。
物の数だけ手に入れたい欲があり、思うように手に入らないもどかしさに人間は苦しみます。
それくらい、人間の欲は深いのです。
顕在意識レベルの決意では、欲を抑える節制はアッサリ崩壊します。
(コンビニでちょい買い物とかも、食べたいって欲が言動ですよね?)
ちょっとしたお菓子や日用品など、いつでも手に入るものには執着しないでしょう。
ですが、、、
お金、時間、手間、、、あとほんの少し多くあれば、手に入ったかもしれない「喉から手が出るほど欲しかったもの」を、、、アッサリ忘れることができますか?
私は、無理です(笑)
どうしたら執着に苦しまないのか?
まず、欲のコントロールは難しいことだと、知るのが先です。
難しいことだとは知らずに、「執着を手放すと良い」というアドバイスを実行しようとするから、、、執着を手放せない自分はダメだと烙印を押してしまって、苦しむのです。
欲しいものをアッサリ手に入れる人ほど、
「欲を手放すこと=更に良いものを確実につかみ取るために頑張る」という、単なるステップアップのキッカケとしか考えません。
人生というロールプレイングゲームの、、、ちょっとしたイベントと捉えるような感覚です。
自分のレベルが上がれば、もっと良いものが手に入るチャンスが来ると心の底から思っているので、「今」という時間を努力にあてて、未来の自分へ投資できるのです。
だって、潜在意識レベルで前向きに努力していれば、
もっと大きいチャンスなんて、いくらでもゴロゴロ転がってきますから。
みんなにとって同じの事実を受け入れた上で、ちょっと頑張って欲をコントロールして、未来のビッグプレゼントを目指すか?
その事実を受け入れずに、いつまでも「欲をコントロールできない自分」を責め続けて、結局何もしないか?
どちらを選ぶも、あなたの自由です。
ただし、前者を選ぶ勇気を「今」出せる人から、欲しいものがスンナリ手に入るようになる。という事実も覚えておいてくださいね?
さあ、どちらを選びますか?