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原稿料の話をしよう!現役フリーライターが語る「初心者Webライターが陥りやすい罠」

8月19日(土)、第三回目の「沖縄で開催!Webライティング講座「みやねえ講座」#ライター交流会 やろう」の中で、少しだけ原稿料についての話をしました。


私の実体験から考える、
初心者ライターが陥りやすい罠!
原稿料の話


新規案件で原稿料の確認をする際、必ず気をつけてほしいこと。

1.経費は、原稿料とは別に請求できるのか
2.原稿料は「税別 or 税込み」か

まずは、この2点が重要です。


実際には「罠」というほどでもなく、ライター本人や編集者自身が知らないからこそ、起こり得る罠だと感じています。



1、経費とは!?

主に交通費や入場料、料理代(グルメ記事)やお菓子代(お土産記事)、その他にも記事で使う小道具(企画系の記事)の購入費用も含み、案件の規模によっては宿泊代やレンタカー代なども該当します。

一般的に「交通費」といえば、電車賃やバス代を指しますが、モノレール以外に電車のない沖縄では、車での移動交通費として「高速代、ガソリン代、駐車場代」を交通費と捉えています。


この交通費に対する考え方は、地方ならではのもの。都心部だと、電車移動してもさほど金額の違いに大差ないため、交通費を上乗せした原稿料を設定して「交通費は原稿料込み」として扱うメディアも少なくないと思います。



2、経費の概念について

ぶっちゃけいうと「経費の概念は、計上しようと思えばキリがない!」とも言え、常識的な範囲内&必ず事前に確認することが大切です。

私の場合、取材ありき!で執筆することが多く、新規案件を受注する際には必ず交渉して「経費は別請求」にしてもらっています。


だって怖いじゃないですか。

高級料理店に取材に行って
取材後に「料理代いただきます!」
なんて言われたら。

一歩間違うと原稿料が大幅に
吹っ飛ぶ危険性があるのです。


フリーのライターであれば、経費の概念はとても重要。取材ありきの新規案件を受注する際は、「経費は別請求」で交渉してみてください。

1回限りの高額案件は、原稿料経費込みで受ける場合もあり、この辺りは全体のバランスを考えて臨機応変に対応しています。



3、追加経費の相談について

一般的なメディアの場合、記事の構成を考えた上で、ネタ出しの時に追加経費の概算金額を提示して相談します。特別な企画系コンテンツならば、企画案の提出時に経費をリスト化した見積りを提示しています。


例えば、一般的なグルメ記事ならこんな感じです。

「パンやケーキをカットした写真、リアルに食べ進める写真を撮りたいので商品を購入したい」

「今回は料理4品を掲載したいので、もしお店から料理を提供いただけたとしても、最低1〜2品の料理代はお支払いしたい」


めっちゃ取材先思いのいいライターだわ、自分

沖縄だと料理をご提供いただけるお店が多いです。しかし、何事にも限度ってものがあるので、お互いウィンウィンになれるのが理想的。

取材先に負担をかけるは何かが違う!とも思っているので「編集者さん、お願い!」と相談し、編集者やメディアに負担をかけてます。ああああ……


将来的に、私が頑張ってメディアの認知度上げたるから!

なんて心意気だけが存在してますけど、いつもお世話になってる編集者さん、ありがとうございます。

(本当、編集者さまさまですね……)



もしも原稿料が経費込みの場合

グルメ記事なら、アポ入れの段階で「料理をご提供いただけるのか」「撮影後に試食しても大丈夫か」など事前に確認してみてください。これが取材先とのトラブルを防ぐコツ。

取材先とトラブルを起こすと、ライター生命だけでなく、メディアのイメージダウンにも繋がるため、誰得にもなりません。

何事も先手必勝!で確認していきましょう。



4、原稿料は「税込み or 税別」か

昨日、こんなツイートをしました。


ツイートに添付した画像が、下記となります。
(追記:「税込みの場合」の金額を一部修正しました)

原稿料は「税別 or 税込み」か。

この画像を見ただけで違いがわかります。


新規案件を受ける時は、「原稿料は税別で!」これを徹底して確認してください。たまに稀に「原稿料は税込み」と言われることもあります。会社のシステム的にそうせざるを得ない企業もいます。その場合は、原稿料の金額自体を上げていただくか、相場よりも手取りの金額がさがるときには、ほぼお仕事をお断りしてます。

そこには理由があるからです。

経理上は「税別」のほうが処理しやすいはずなので、これ単純に予算がないパターンなんです。将来的に金銭面でのトラブルが発生する可能性が高い、と予測されるからです。


すでに仕事をスタートしてて税別とも税込みとも何も言われてないわ!なライターさんがいたら、こっそり「税別」で請求してみましょう。

その後、「実はうち税込みなんです……」

と言われたら「聞いてませーん」で通して構いません。が、しかし!その後の関係性を悪化させるくらいなら、その場は了承してゆっくりと静かにその案件からフェイドアウトしましょう。



5、原稿料アップの交渉

ライターを大勢抱えるメディアだと、原稿料の単価を覆すのは至難の業です。が、イチかバチかで交渉してみる、を私は繰り返しています。


「ライターを安く使うんじゃねぇ……」

と正直思ってた時期もあります。今はそんな理由からではなく毎回交渉しています。なぜなら、ライターの現場を把握してない編集者が多いんです。

実際に作業内容や工数を説明し、原稿料アップの交渉をしてみると、聞く耳を持ってくれる編集者が意外と多く、その後上司に掛け合ってくれることがあります。


そして、交渉成立!(やった!)

これ万が一、微々たる金額アップだったとしても「交渉してくれた」ことで信用に値する行動そのものが、私の心をぶち抜くのです。ですから、そんな編集者さんとは定期的にお仕事が続いています。


しかし、「原稿料だけが全てではない」ので、案件の質を大切に、案件に関わる仲間と価値を生み出せる仕事を増やしていき、個人的にスキルアップを図っていくのが、原稿料アップへの早道だと思われます。


記事タイトルが「原稿料の話」なので、単価をチェックしたいと期待して読み進めた方がいたら、最後までお読みいただきありがとうございます。

▶アイキャッチ画像:フリー素材写真の「ぱくたそ」



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ご覧いただきまして、ありがとうございます。2019年9月、沖縄のライター・編集者チーム「OKINAWA GRIT」を会社化しました。今後ともよろしくお願いいたします!

嬉しい!大好きだよー
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二拠点生活(沖縄と埼玉)フリーライター・編集者、Webメディアのディレクター。沖縄のライターコミュニティ「OKINAWA GRIT」代表。 Webライティング「みやねえ講座」運営。「ライター交流会 in 沖縄」企画・運営など。

コメント3件

はじめまして、こんにちは。
国税庁のHPに、「報酬・料金等の額の中に消費税及び地方消費税の額(以下、「消費税等の額」といいます。)が含まれている場合は、原則として、消費税等の額を含めた金額を源泉徴収の対象としますが、請求書等において報酬・料金等の額と消費税等の額が明確に区分されている場合には、その報酬・料金等の額のみを源泉徴収の対象とする金額として差し支えありません」とありますから、
原稿料10,000円(税込)の場合、源泉徴収額が1,021円となり、支払額が8,979円なのではないか、と思ったのですが、原稿料のやりとりをした経験はないものですから、よろしかったら教えていただけますか?
おっ。ありがとうございます!【税込み分】単純に消費税をプラスし忘れてましたね。画像を差し替えましたー
あ、やっぱり税には源泉掛けない計算してるんですね。ありがとうございました。
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