大親友が結婚してしまう。

大親友が結婚してしまう。

8月11日。明確に思った。フォーマルドレスを借りるため、わざわざ予約を(幼馴染が)して試着してやんややんや言ってた時に明確に感じた。
大親友が結婚してしまうのだ。
数年前から婚活している話はしていた。
なかなか良い人が見つからないのだと言っていた。去年お付き合いしている人がいることを教えてもらった。
そして今年、来月。結婚するのだ。
大親友は。
私以外の人と結婚するのだ!!!

大親友と表記しているが彼女は非常に長い付き合いの幼馴染(表記が揺れるのが嫌なので大親友と書く)だ。
ほぼ生まれた頃からの付き合いと言っても過言ではない。
そんな彼女が引っ越す日も私は暴れ狂ったし、彼女が招待状持ってきた日も暴れ狂った。
幼馴染(予約してくれた方。表記が揺れるのが嫌だから幼馴染に統一)も暴れ狂っていた。
「結婚式呼んで良い?」みたいな連絡を受けるために集合した寿司屋で大親友を待っている時、私と幼馴染は荒れていた。
どんな男だ!?相手の人生の幸せ全部が結婚だよ......!!は!?ダメだけど?大親友を幸せにするまで幸せになるな!!結婚するのか、俺以外のやつと......
そうしていてようやくやってきた大親友が見せてくれた写真。
そこに写っている人をみて失礼だが文句を言おうとしていた。私たちから大親友を奪うに値する人間かどうか!!!!!で息巻いていたのだ。
結果。
「幸せにしてくれそう」「良い人そう」
文句がひとっつもでなかった。横に写っている大親友の表情からしても幸せそうで。
私たちは、もう諦めるしかなかったのだ。
負けたわけではない。もしこの人が大親友を悲しませる事があったらどんな手を使ってでも......!!と言う気持ちはある。
幼馴染、頭いいし。なんかしてくれるやろ!
私と幼馴染は大親友の友人枠として結婚式に招待されたのだ!

さて、話は冒頭に戻る。
フォーマルドレスを借りたことで理解したと言ったが、私はとことん『私事』にならないと理解できない人間なのだろう。貸し出し料金が飛んだ事で「結婚式参加するだけでこんな金かかるの?」となった。

<ご祝儀について>
幼馴染「一般的なマナーとしてこのくらいの」
私「一般的なマナーとしてはそうかもだけど私はもっと大金積みたい」
幼馴染「大親友の負担になるよ」
私「重くていいだろ!一生に一度しかないんだぞ!!!」

<結婚祝いの品に関して>
私「これがいい」
幼馴染「重いってだから 値段が」
私「高くていいだろ!!」
幼馴染「負担になるって!」
私「連名だし半分じゃん値段」
幼馴染「それでもたけーのよ!負担になるって!」

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