ゴミ箱に捨てた靴下をはく女

いや、それはたまたま置いておいた靴下がゴミ箱に入っていただけだった。けれどそもそもなんでそこにあるかって話だ。

暑くて脱いだら洗濯に持っていけばいい。

穴があいていたなら、本当に捨てればいい。

それは「暑くて脱いだけど、もしかしたら外に出るときまたはくかもしれない靴下」だった。

一回脱いだものをまたはくなんて！というあたしにとっては潔癖症か？くらいの人もいるかもしれない。

でも、あたしはそういう適当な女なんだ。

ペン立てにスプーンがささってても気にしない。料理をしても、洗う皿は極力増やしたくない。ひどい話、まな板と包丁をつかわないで料理がしたい。（仕事は調理師だが）笑っ

だから洗濯物も極力増やしたくない。

そんなよくいえばエコな、悪くいえばめんどくさがりな。そんな信念で生活をしている。

以前、結婚するならあまり色々な事にうるさくない女がいいと聞いた。それはまさしくあたしの事だ。

でもそれは人によると思うのだ。あたしみたいなズボラ、絶対許せないと思う人もいると思うの。

あたし、こんなんだけど、男の人には出来るだけ好きなように生きてほしいの。

だって趣味に没頭してる姿ってカッコいいじゃない？

家庭の為、家庭の為って覇気がなくなっていく男性を何人もみてきた。

最初はみんな少年のような目を輝かせて、「結婚しましたー！」って言うけど、しばらくしてから見かけると死んだ魚のような目をしてる人もいる。

家の事とかさ、子供の事とかさ、あたしもできる限り自分でやるから、困ったときは助けてね？そんな感じでいい。

ただね、「料理が適当すぎる」とか「もうちょっとちゃんと掃除とか洗濯をして！」って思う人とは暮らせないかも。

いや、別居婚とかも全然構わないとも思うけどね。

そのかわり、美味しい食べ物を与えればめっちゃ喜ぶし、ちょっと違った景色を見せるだけではしゃぎだすよ。

お金をかけないで楽しむこともお金をかけて楽しむ遊びも一緒に出来るよ！

あたしもあなたの興味あるものは知りたいから、歩み寄って教えてもらおうとするけど、あんまり専門的すぎて難しかったら、笑顔で見守っとくわ。そしてあたしも好きな事するし。

あたしはあたしとパートナーになる人ってけっこう幸せだと思うけどな。

あ、「結婚」というかたちじゃないよ？

あくまで「パートナー」だよ？…今は色々難しいからさ。

ちょっと古いし、汚いけど、お買い得だよ？あっそもそも非売品でしたわ。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました！