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私なりの撮影をする目的を

mixerでは定期的にヘアスタイル撮影を行っています。
今日は私の撮影する時に考えていることというか、ルールというか、こだわりを書いてみようと思います。

まず、大前提なのですがスマホでは撮りません。
最近はとてもカメラ機能が良くなってますし、アプリで綺麗に撮れたり、加工も簡単にできる。iPhoneで撮った方が、正直めっちゃ簡単やし、めっちゃ盛れる。
そんなことはわかっている。でも、私は使わない。

あえて言っておくが、イマドキiPhone6sを使っているからではありません。
(もうすぐ5年目に突入します笑)


できれば、自分でカメラの設定をちゃんと作って撮りたいんです。
頭に中で「一枚の写真としての完成」をイメージして、それを自分で設定して撮れた時の作品への愛情は増し増しです。愛でて生まれた作品は私に幸福感をくれます。
レンズの種類はどうしよう、シャッタースピード、絞り(F値)、ISO、ホワイトバランスって考えるのが楽しい。仕上がりをイメージして一枚の写真としてのできを想像するのが楽しい。感性が磨かれていく感じです。

素晴らしい作品をたくさん撮っておられるカメラ好きの美容師さん、本当に尊敬します。すごいオシャレに撮っておられる方いっぱいおられます。
言い切っちゃうと、どれだけたくさんの指名顧客をつけようとも、どれだけ早く正確な素晴らしい技術をお持ちの美容師よりも、一枚のイケてるphotoを切り取れる美容師の方が断然に格好いい。私にとっては。
だって写真ってセンスですやん。素敵。
少しでも私もそのレベルに近づけるように頑張らねば。

その素晴らしいセンスをアプリの加工やiPhoneの性能で生み出していたら、ほんまに勿体無いなぁって思う。
そういうセンスある人こそ、そういうのに頼らずにやって欲しいと。
ま、その現代の性能を駆使しているのも素敵には変わりないのだが。
(あくまでも個人的な意見ですので悪しからず。)



さ、ここからはさらに細かい自分ルールを綴っていきます。

①カラーやカットは基本的に必ず行います。これは美容師としては常識ですね。
 自分が作ったヘアスタイルを一枚の写真にするのが楽しいから撮影をしているのです。私の撮影の目的のひとつに「作品作りを通じて腕を磨くこと」というのがあります。その写真で集客がしたいのではないです。
モデルさんに、「今までで一番可愛い(綺麗な)髪型です!!写真も今までで一番可愛く撮れている!!」って言われたい一心です。ただそれだけ。

って結局は美容師としても、カメラを愛でる人間としても、承認欲求なのかもしれないのだが、、、でも喜んで欲しいのは本音ですよ。

ホットペッパーなどでの広告や、noteのトップ画に使うこともありますが、それは目的ではない。と言いたい。

撮影の目的は「美容師として腕を磨くため」「もっとカメラのテクニックを磨くため」「モデルさんに喜んで欲しいから」この3つです。
もし、集客・広告のためだけに撮影をしてるっていう美容師さんがいたら勿体無いなぁと思います。

そのためにもiPhoneで簡単に終わらせないことが大事なのです。
(良いカメラは高いんですが、、でも使いこなせればカメラのテクニックだけじゃなく美容師としての腕も確実に上がります。これは絶対。)

軽くチャチャっと巻いてiPhoneでカシャってのをしている美容師さんも多いと聞くので、せっかくならチャレンジしてみて欲しいなぁと思います。



②修正はしますが加工は基本的にしません。
 私、まだまだカメラの腕が悪いので、ホワイトバランスや露出のコントロールは後ほど編集で修正します(カメラの設定でバッチリ!を目指しますがまだまだ未熟です。)が、髪色を変えたり、肌を綺麗に見せたり、不必要なトリミングは基本的にはしません。
(ただし、モデルさんからの依頼があればレタッチもやりますよー。)

トリミングも、ファインダーを覗いて自分でアングルを決めて作るのが楽しいので、後で切り取って〜的なことはしません。だから撮る場所もちゃんとロケハンしてます。
(と言っても本業の美容師に支障が出ないように遠出はできませんので、ご近所でですが、、)

思わぬタイミングで背景に映り込んでしまう物や人も作品の味です。

加工しちゃうと、目的がブレちゃう気がしているんです。あくまでも集客目的ではないので、他者に良く見せる必要もありませんからね。
アプリで加工して可愛い写真を撮るのは誰でもできますし、、

ありのままで撮ってみて、美容師としての技術的なことを反省して、カメラのテクニックを反省して改善していくのです。
そこはチャレンジし続けていきたいのです。


③主役はモデルさん。自分がしたいことより、モデルさんのしたいことが最優先しています。
 よくモデルさんに「松田さんはどんな風に撮りたいですか?」言っていただけますが、私はモデルさんのしたいを優先しています。
撮影においても、美容師の仕事(サロンワーク)においても、主役は美容師ではない。と考えています。
モデルさん自体が「なりたいイメージ」や「完成イメージ」を話をしながら共有して、必要なことを一緒に決めていきます。
可愛い感じ?格好いい感じ?くらいですけど。もちろんモデルさんの雰囲気を見てより良い写真が撮れるように提案はします。

そのモデルさん、魅力が一番高まるのはどんな感じだろうってことを最優先しているので、自分が「こんな写真撮りたい!」など不要だと思っています。

というのも、うちはミニモっていうサロンモデル募集のアプリを使ってモデル募集をしているんですよね。撮影してきているモデルさんはほぼ全員ミニモから。
メンテナンスは無料でするから写真撮らせてねーって感じです。
もし、私が撮りたい写真を撮るならモデルは自分で探します。

モデルさんと一緒に作品を作るってのが楽しいんです。
そして、主役はあくまでもモデルさんなんです。


④基本的にありのままの状態を切り取りたいので、撮影機材は使いません。 
 まぁ正直ストロボやバック紙は欲しいなぁと思いますけど、そう言った撮影機材は自分が撮りたい作品ができた時にあればいいものであって、普段の撮影には必要ないんですよね。買うお金もないし。

私は作品作りのために撮影しているっていうよりは、上記しましたが「美容師として腕を磨くため」「もっとカメラのテクニックを磨くため」「モデルさんに喜んで欲しいから」この3つを目的に撮影をしています。
なので、自然光で、肉眼で見たような色や雰囲気をどうやって出すかっていうのを考えて設定を作って、アングルを決めてってしています。

その方が、私が美容師として得意としている「髪を綺麗にすること」が伝わりやすいんですよね。あくまでも自然な感じで。



拙い作品ばかりですけど、私の作品をみて「こんな色にしたい」とか、「こんな髪型したい」って言ってお越しいただける機会もちょこちょこおられるんです。
本当にありがたいです。
そうした時に「これ加工なんですよ〜」ってなるの嫌じゃないですか。残念じゃないですか。
自然光で、肉眼で見た雰囲気を切り取る作風だったら、こういう時ありのままで表現できるんですよね。すごくよろこんでくださるんです。
幸せじゃねーか!!


だってね。
美容師しかできないポンコツ人間の私が美容師の仕事で嘘つきだしたら、もうそこで終わりでしょう。何もかもが。
極端ですが、私は「写真の行き過ぎた加工は世間に対する嘘だ」と思っています。

って感じで信念を持って作品作りをしています。
この信念のせいで、雨が降ったらロケができないので毎回泣きそうになるんですよ笑

とまぁ、まだまだ未熟でヘタッピが何を語ってんだよって感じですが、もし興味がある方にとって参考になれば幸せでございます。

今日はこの辺にしようと思います。

iPhone加工アプリphoto乱発の美容師さんと、形から入った10万円超えの高級カメラやお洒落なバック紙、高機能のストロボまで買って、バックショットばかりで全てを持ち腐っているサロンや美容師さん達に愛を込めて。




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最後まで読んでくださり、ありがとうございます!本業(美容師)でちゃんと稼いでますが、サポートいただければ、そりゃもう、すっごい励みになります

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2018.8〜大阪の心斎橋でmixer(ミクサー)というヘアサロンをしてます✂︎趣味は読書で、ネコ派です。(ワンコも好き)ここでは、主に「こんな想いで美容師してますよ」や、たまに「こうやったら髪の毛キレイになりますよ」といったことを書きます。たまにモデル撮影の写真を投下します。

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