見出し画像

建築から戦争を伝えることがあっても良いだろう。

今日は終戦記念日です。
太平洋戦争が終結して75年となりました。

当時戦争を体験した世代はどんどん高齢化し、いなくなっています。
私個人としても戦争体験をした祖父母は今、施設に入っている祖母のみとなり
直接体験を聞く機会というのは無くなってしまいました。

そんな中、戦争を体験したことない我々世代でも、調べ、自分なりに考え、発信していくこと、それが戦争を知らない私たち世代にとって今後必要であると思います。

私は普段動画配信サイトにて自身の仕事であり専門でもある「建築」を楽しく学べる動画を投稿しているのですが、

去年から終戦記念日に合わせて私の動画の領域である「建築」の世界から戦争を解説しています。
戦争と建築は調べれば調べるほど関連が出てきます。(わかりやすい例だと軍事施設の設計に関わった建築家だったり)
戦争があった時代、建築に携わる人たちは何を思い、何をしたのか?
そしてそこから自分を含め多くの人たちに何を伝えることができるのか?
私なりに調べ、考え、作成しています。

去年は日本で活動しながらも戦争によって日本を離れ、当時敵国であるアメリカで日本の建築の知識を買われ、空襲の作戦の実行に加担した建築家アントニンレーモンド を解説しました

今回は戦時中の日本の建築の世界に蔓延していた「日本らしさ」という排他的な空気の中、自分の目指す建築の設計を貫いた建築家前川國男を解説しました。

一年に一度こんな日だからこそ、戦争を考えるきっかけとなるとこを思い作成しました。
建築に興味がなくても、当時の人々がその時代の中何を考え、行動したのか?
少しでも得るものがあればと思います。
ぜひご覧ください。

動画も含め、建築を「伝える」「教える」コンテンツ、場を作る事を目標としております。よろしくお願いします。