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モヤモヤしたり悶々した時に立ち返りたいこと

梅雨ですね。この時期になるとジトジトした空気もあってか、心がモヤモヤすることがあります。

一度モヤモヤすると、私は中々抜け出せません。結果、普段は問題なくできている仕事でもミスが生まれ、それでまた悶々とすることもしばしば。

だからこそ、最近の気づきや学びをもとに、立ち返りたい言葉や心構えを備忘録も兼ねてご紹介できたらと思います。

1.何を護るのかを最優先で考える

上手くいっていないときは、基本的に何かを失います。目に見えるものであれば良いですが、信頼関係をはじめ、目に見えないものまで失うのが怖いところ。

だからこそ、上手くいっていないなと感じたときは、どう乗り越えるかよりも、何を護るかをまず考えましょう。

例えば、先日悩んだときは「愛着」を護るという結論に達したことがありました。それによって、劇的に物事が進んだわけではありませんが、危うく失いかけていた大事なものを護ることができた気がします。

2.言葉の温度を味わいながら聴く

先日『言葉の体感温度の違いから「自分らしさ」を考えてみよう。』という記事を書きました。言われて「嫌だな」という言葉は、人それぞれであり、周りの人たち以上に感情が揺さぶられてしまうことがあります。

でも、相手が悪いとは限りません。言葉の熱は人によって感じ方は異なり、同じ言葉でも温かく感じる人もいれば、冷たい人もいるのです。だから自分が話を聴くとき、もしくは誰かが話を聴いているのを見ているときは、言葉の温度がどう伝わっているかも注意しましょう。

そうそう、別にマイナスの意味だけではありません。先日開催したネパールのカンファレンスのように、誰からの熱が伝染していくことだってあります。だからこそ、自分の言葉に熱を込めることと同じくらい、相手の言葉の熱をしっかり味わいながら聴きたいですね。

3.悲観しすぎず、ファクトフルネスな世界を信じる

「このままではマズい」そんなことを思った時に立ち返りたい本があります。

『FACTFULNESS』のメッセージは極めてシンプルです。世界は思い込みに溢れていること、そんな時こそファクトやデータを大事にすること。そして世界は意外と良い方向に向かっているということ。

最後が一番大事な気がしているのですが、致命的な問題が発生したと思っても、案外2〜3日後には解決されているなんてことは決して珍しくありません。自分がいなくても、自分が関わらなくても、自然と解決の方向に向かっていくなんてことは、よくあるのです。

だからこそ悲観しすぎないように。ファクトフルネスな世界を信じましょう。

4.話し始める前の「2秒」を恐れない

誰かの話を聴いて、すぐに応える必要もありません。心がザワザワしたり、モヤモヤしている状態で応えると、返ってマイナスの印象を与えてしまうこともあります。

大事なことは「間」を恐れないこと。ゆっくり心を落ち着かせ、言葉を選ぶ時間が必要です。すぐに応える必要がないときは、時間を置くことだってできます。『ファクトフルネス』な世界を見るには、やっぱり時間が必要ですしね。

仮にもしすぐ応える必要があっても、「2秒の間」くらい許してもらえるでしょう。相手の言葉を飲み込み、自分の心で温度を確かめ、どんな言葉を返すか考えて、ゆっくりと言葉にする。これだけのことをするわけですから、2秒なんてほんの小さな時間です。

この2秒を恐れず、「間」を楽しむことができる人間になりたいなと最近よく思います。

5.答えが出なくても、やってみる

そうそう、考えても答えが出ないことだってありますよね。2秒どころか、2日考えても分からないことだってあります。

そんなときは、まずやってみましょう。答えが見えないと動き出せないなんてことはありません。走りながら考えてみる、そうすることで自然と答えが見えてくることだってあります。

「灯台下暗し」という言葉があるように、仮に足元に答えがあったとしても、意外と離れてみないとわからないことだってあります。だからこそ、変化を恐れず、一歩踏み出してみるのが、モヤモヤから抜け出す鍵にもなるわけです。

6.小さく始める時も、大きく考えることを辞めない

一歩踏み出してみる、小さく始めるのは嫌いではありません。途上国で仕事をしていることもあり、その一歩の大切さをよく分かっているからだと思います。

でも、そこで満足してもダメだなと最近考えるようになりました。小さく始めることは確かに大事です。一歩を踏み出す人をバカにすることなんてありません。でも、逆もまた然りです。

じっくり計画している人も笑ってはダメです。大きく動いている人も否定してはダメです。そこで否定してしまったら、一番自分のなりたくない人に成り下がってしまいます。

だからこそ考えましょう。小さく動き出しながら、大きく考えることを辞めずにいきましょう。これは今後も強く意識していきたいです。

7.それでも迷ったらサウナで整える

と、ここまでツラツラ書きましたが、やっぱり実践は難しいですよね。自分自身、こうやって書いたは良いものの、全部を一度に実践できる気がしません。

だからこそ、モヤモヤが消えない日もあるでしょう。一日中悶々として、憂鬱なまま夜を迎えてしまう日も、これからきっと来る気がします。

そんなときは、できる限り銭湯に、時間が許せばサウナ&水風呂に入ろうと思います。暑さと冷たさを行き来しながら、自由に心も泳がせ、そして落ち着かせます。サウナーなみなさんはこれを「整える」というそうですが、なるほど、確かに整うものですね。

加えてもう一つ。先日記事にもしましたが、サウナと水風呂は私にとって小さな挑戦です。勇気が、そして我慢が必要です。ちっぽけなことかもしれませんが、これが現状を抜け出す時にとても役立ちます。

僅かな勇気と小さな我慢が身につくサウナ、おすすめです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は過去noteに書いた記事を参考に、悶々とした時に立ち返りたい言葉や心構えをピックアップしてみました。

以前『淡々と生きる、をアップデートする。』という記事を書きましたが、こうやってまた整理してみると、日常が少しずつアップデートさせている小さな手応えがあります。

これからも悩んだことは積極的に言葉に出し、記事として整理して明日に役立てようと思います。

良かったら、ぜひご一緒に。

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