読書感想文『紅蜘蛛』・最後の一枚(完結編)
studio waspによる香港ノワール系同人ノベルゲーム『紅蜘蛛 / Red Spider』を読書して(ノベルゲームを遊んで)みる企画・第6弾、の後半。
前書きでウダウダやっているとあっという間に2000字になってしまうので、サクサクやってしまいましょう。
夫婦の話をしよう。
來さんルートでも登場した、主寝室。
旦那さん、こってり絞られるとよい。
なんかもうすみません的なビジュアルになっている。(ほかの右側ルートではこのビジュアルで椅子に縛られていた)
越児さんまでビジュアル変えてきたー!
前半の堂々かつやり手な一面はどこへやら。すっかり尻に敷かれている。
これは、、、越児さんからの告白、、、!
この旦那さんに語り掛ける時の越児さんの声が、戦闘モード時とのギャップも相まって、また、良い、のよ。
決戦そのいち。
一夜明けて。
過去の男vs.旦那さん、ふぁいっ。(違う)
いきなりジャブを打ってくるジャンさん。
しかし旦那さんは動じない!
今更ではあるが、今回の本題はそっちである。
黒幕・明華の罠に対抗するなら、こちらは上質の「餌」を。そう考えた旦那さんは、ジャンさんの組織が何故本件に絡まれることになったのかを探る。
全てを知る男・ジャンさんと旦那さんのぶつかり合い。
旦那さんがすべてを知ったことを悟ったジャンさんが語った事実、それは。
おおおおおおおおおお…(感嘆)。
例の事件をきっかけに、ウェッブは警察に手を貸すことを「組織として」全面禁止することに。
ブラック企業対策の基本「記録はつけておけ」である。
他のルートではサラッと流されてきたジャンさんの事情。
ジャンさんが監視目的で越児さんの顧客になっていたのもビックリである。(結局みんな策士じゃないかというツッコミはさておき)
意地悪にしては色々ツッコミどころ満載ですが、ここはグッとこらえて。
越児さん!?
いや、だから何言ってるの越児さん!?
旦那さんの制止を振り切って、今、最後の戦いが始まる。
おびき寄せ大作戦
まずはサクッと変t…じゃない、老板さんをシバく。
奴が少年たちをおびきよせた手段。一昔前なら出会い系サイトだったんだろうなー(インターネット老人会世代)。
騒動終わっても懲りてなかった。
おびき寄せ方が危険すぎる。
分かっている。釣り方を分かっている。
ツッコミどころ満載の弟くんなのであった。そんなこんなで誘い込み成功。
訳:ちょっとシメてくるわ。
おや?
これは、もしや、左ルートでお馴染みの「アレ」ですか。
そして旦那。「無事に攫われたことを確認したら」って、もはや物騒以外の何物でもない。
「迎えに来てくれ」に傍点。何かある。
出たー!仕込み〇っぱい----------!!
弊社旦那氏「いやー、これからしばらく揉みづらくなるから、気になるよねー」
ヒューヒュー!
旦那さんを守りたいが故の思いが、一連の越児さんのセリフに表れている。(言葉の選び方に少々難はあるが)
その越児さんの過去をすべて受け入れた旦那さん。今や二人の間に、遮るものは何もない。
最終決戦!
何だかんだで、もしもの時の為に変装してついてきた弟。
シンの件で、ゴウさんの信頼を失った「フリ」をしている、というわけである。
無事に攫われました。
解説の來さん、あぁたも他人事じゃあないぞ。
そして、攫われた先では「侮る男」がもう一人。
越児さん渾身の「エゲつない騙し」。
こんらんしている。こうかは ばつぐんだ!
!?
ハイ、添明さん、アウトーーーーーーーーーーーーーー!
残念だったねぇ、その傷の下には〇っぱいGPSが仕込まれているんだよ。
ジャンさんも含めて、お迎えにあがりましょうか。
西部警察ばりの武器を提供するのは大B。
西部警察署、もといチーム越児、いざ、出陣。
ジャンさんのこのビジュアル、カッコいい!
ここから続く、チーム越児の男たちの会話で涙腺が緩みました、私。
レッツカチコミ。
他の左ルートで越児さんが受け持っていた役割は、ジャンさんが。
中ボスそのいちの始末は、このふたり。右ルートの流れをきっちり取り込んでいる。
うおおおおおおおおおおおお!
最後は当然このセリフ。中ボスそのいち、撃破!
添明は、
このふたりからの、
濡れ衣を着せられたゴウさんでとどめ。
他の左ルートで旦那さんを求めていた越児の役割は、その旦那さん本人へ。
幽閉されていた越児さんを助けたのはお兄ちゃん。
越児さんの愛器を受け取って、
ついでに小太り刑事も加わって、
オールスターキャストで黒幕を
フルボッコ。
黒幕に止めを刺したのは、なんとジャンさん!
この直前、旦那さんが銃弾を喰らっていたことを考えると、越児さんは動けなかった→ジャンさんが代わりに止めを刺すことになった、のかな。
と、思った次の瞬間。
最後の最後まで縁起の悪いドッキリ仕掛けやがってこの旦那め。
そして劇終へ。
とりあえず、全員無事!
この構図がまた、いいねー。(一連のドッキリであばらを折ってしまった旦那さんを來さんが支えている)
後日談は以下の通り。
会の当主は越児さん。旦那さんは娑婆(法曹界)復帰。
ちょっと小太り刑事、いや、小太り探偵!?
このふたり、ツンデレだったということかい。
序盤でやらかしたからねー。
セーフティハウスでウマが合っていたから、いい感じに落ち着いたね。
いい人が見つかりますように。しあわせになれよ。
ジャンさんとのつながりを活かして、やね。
そんな働きもあって、会同士のわだかまりも無事に解けました。
ここで、冒頭で登場した切り札の印についての真相。
各ルートの伏線が一気に回収されていく。
越児さんですもの。
そして寝室では。
いろいろおかしいイチャイチャをしつつ、
最強夫妻がその絆を確かなものにしていましたとさ。
めでたし。めでたし。
読書感想文『紅蜘蛛』これにて全編、無事、終了!
ありがとうございましたーーーーーーーーーーーーー!
拙い語彙と表現ですが、少しでもコンテンツの良さが伝われば幸い。スキはモチベに、サポートは推し活とネタ収集、合唱などの活動に充てます。よろしくお願いいたします。