マガジンのカバー画像

forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
¥360 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

晴れの日も、雨の日も

静岡県、藤枝市( ふじえだし )の、久遠の松( くおんのまつ )です。 大慶寺( だいけいじ )というお寺の境内に生えていて、 びっくりするほど大きくて、勇壮な姿をしています。 木の根本の左側に、人がいるのが分かりますか? 赤丸で囲ったところに人がいます。 人と比べると、木の大きさがよく分かりますね。 松の樹齢は700才と云われています。 根本の石囲いと紐の柵を越えて、力強い根っこを伸ばしていました。 ふと、松から離れた所を見ると、 ちょこんと、小さな小

松林とミントの香り

静岡市、三保の松原( みほのまつばら )です。 富士山が見える松原として、とっても有名な名所です。

90%以上が杉でした

( 前回のつづき ) 登呂( とろ )遺跡に隣接している登呂博物館の中は、すばらしいことになっていました。 館内には、当時のような登呂遺跡が再現されていました。

1800年ぶりの復活

静岡市内にある、田園へ行きました。 なぜ、これほどの広さの田園が、静岡市内の只中にあるのかというと、

ダイナミックなようで繊細

( 前回のつづき ) 八丁池( はっちょういけ )のまわりは、意外なことに、ととのった芝生が広がっていました。 こんな人気のない山奥で人が芝刈りをしているわけがないので、鹿が食べていることが分かりました。 思いがけない秘境の芝生でした。 八丁池は、神秘的な姿をしていました。 ところが、池のほとりにあった看板の写真を見て、心底おどろきしました。

天城越え

静岡県、伊豆半島の山中にある、天城峠( あまぎとうげ )です。 伊豆半島のほぼ真ん中にあって、昔から難所として知られています。 天城越えという、石川さゆりの代表曲もありますね。 現代の天城越えは、3通りあります。 1つめは、国道414号線の天城越えです。 長いトンネルで、山の中を通ります。 2つめは、山中を縫うように通っている林道からの天城越えです。 明治38年( 1905年 )に造られたトンネルで、こちらも山の中を通り、トンネルは重要文化財に指定されていま

佐鳴湖

静岡県の浜松市、佐鳴湖( さなるこ )です。 浜松の市街地の只中にありながら、緑に包まれています。 湖畔から、すこし離れた所に、

日本のハイビスカス

静岡県の磐田( いわた )市にある、はまぼう公園へ行きました。 海が目の前にある、広い公園で、 名前の通り、浜朴( はまぼう )のみごとな群落がありました。 浜朴は、海岸沿いや、海水と淡水が混じった汽水域に自生をしている日本固有の木です。 絶滅危惧種に指定されている地域も多く、僕も今まで群落へ行ったことがなかったので、今回はとくにドキドキしました。 そして、僕が現地へ行った7月8日は、

氷河期の生き残り

長野県、霧ヶ峰( きりがみね )です。 霧ヶ峰は、黄色い丸で囲んだ、標高1500m 〜 1900mの高原です。 行ってみました。 高原には、雄大な湿原と、

八方エーデルワイス

長野県の白馬村にある、八方尾根( はっぽうおね )です。 スキー場や展望レストランなど、リゾート地として有名な高地です。 3つのゴンドラとリフトを乗り継いで、 尾根を1時間半ほど登った所にある八方池( はっぽういけ )まで、歩いて登りました。 リフトの駅から山の上は、登山道がある以外、人の手が全く入っていないのに、 年中吹きすさぶ強風と半年におよぶ積雪のために、草木は高く茂ることができていませんでした。 このような場所のことを、森林限界といいます。 ふと、木