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④バックパックには何が入ってる?

前回(③トレランに必須の三種の神器)にて、この3つはしっかりとしたものを、お金をかけて選んでもらいたい商品としてピックアップしましたが、今回はトレランで背負っている鞄の中には実際何が入っているのか、ということで紹介していきたいと思います。

救急セット

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上記の内容が私がいつも持っているファーストエイド&エマージェンシーキットの中身。内容をあげるとテーピング、ポイズンリムーバー、エマージェンシート、ハサミ、ミニライト、絆創膏、ガーゼ、ゴム手袋、痒み止め、非常食、安全ピン、コンタクトレンズ、ダクトテープ、予備電池、GPSが入っています。
捻挫しやすい方はすぐに巻けるテーピングセットを用意する、血豆ができやすい方は安全ピンを常備しすぐに血を抜く、普段から使用している漢方薬など、自分のトラブルに応じて、荷物を増やしてください(私の場合は視力が悪すぎるのでコンタクトレンズを常備など)。
ファーストエイド、という名前がついているように非常時の初期対処です。山から街へ降りるために必要な最低限の準備をしましょう。
必ず持っててもらいたいのがエマージェンシーシート。季節関係なく必ずザックに入れておきましょう。一枚あるだけで防寒具として使用できます。値段が安いものは一度使うと折り畳むのが大変になり、使い切りのことが多いので、トレランを続けるならしっかりとしたものを買いましょう。
ライトももし道に迷い行程時間が延びてしまい日が暮れてしまったとき、光は道を見やすくするのはもちろんのこと、安心感を与えてくれます。初心者は日が暮れる前の15時までに下山することを基準としますが、もしものために小さなライトは常備しましょう。
そして最後に、これらは期限ものが多いことを忘れずに。使わないことが一番ですし、登場回数も少ないので”いざ使いたい時にテーピングの粘着が劣化して使えなかった”や”この前使ったのを忘れて今日だけ無い”というのは山あるあるです。出発前に中身の確認を。

おすすめ商品


行動食

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山では大量にエネルギーを使うため、消費エネルギーに対して摂取エネルギーが足りずに、ふらつき、めまい、ひどい場合には意識混濁まで陥ることもあります。山では”シャリバテ”や”ハンガーノック”と呼びますが、お腹が空いている状態で行動し続けるのはかなり危険です。食べなくても非常時用のエネルギーバーや水分も一緒に摂れるフルーツなどを持って山に入りましょう。

おすすめエネルギーバー


ヘッドギア

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夏は頭や目を保護するため、冬は更に保温にも注意しましょう。夏場は、ランニング中に汗が顔に垂れたり、髪が目に被ることで視界を防いでしまうことも多々あります。直射日光は目の疲労を生み、下りでの正確な判断が低下することも。汗止めとしても有効なので、帽子や頭を覆う商品(ノースの場合はジプシーカバーイットという)、サングラスの利用をおすすめ。冬場でも山を走るとエネルギー消費が大きいため、寒い時期でも汗をかくことが多くありますが、耳を冷気に直接当て続けてしまうと、正常な判断力を欠いてしまいます。冬場は耳を覆えるほどのニット帽などををおすすめします。

2021年初心者におすすめのヘッドギア

防寒着

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冬場に特に意識してほしいポイントはお腹(内臓)。エネルギーを作り出す内臓が冷えてしまうと、長時間運動ができなくなります。また、走るとき、上りは特に汗をかきますが、歩きや下りは特に冷えを感じやすくなります。脇下の汗をかきやすい部位は通気性の良い商品を選び、身体の体温調節を上手に行いましょう。山では重ね着スタイルが基本ですが、トレランの場合は熱さ冷えの感覚が頻繁に起こるため、着脱ができるだけ減るような高機能商品を活用するのも1つの策です。

2021年おすすめの防寒具

持ち物リスト

必要だったもの・これがあったらよかった物など、メモを残すことで次の山行に役立ちます。自分の山へのスキルを上げるためにも、記録は随時とることをおすすめします。上の内容をまとめたものをリスト化しました。

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全てを新しく用意せずとも今持っているものに加える考えでOK。もっとチャレンジしてみたい、そう思ったら少しずつ増やしていけばいいので(最初から全部集めると、集めたことに満足して終わっちゃう可能性もありますしね笑)自分の持ち物と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。

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