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MIURA流 登山塾「ippo」

ミウラ・ドルフィンズでは鹿屋体育大学の山本正嘉教授をはじめ三浦雄一郎・豪太親子とともに、より快適に、より安全な登山を行うためのデータを測定し、登山者のための実践的なトレーニング方… もっと読む
毎週月・水・金曜日の12時に更新!このippoマガジンでは、科学的な根拠のあるMIURA流のトレー… もっと詳しく
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2020年11月の記事一覧

登山中のエネルギー消費量を計算してみよう!

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寒い時ほど運動前のウォーミングアップが大事

なんだか一気に寒くなりましたね。皆さんは運動を始める前に、ウォーミングアップって行なっていますか?ウォーミングアップの重要性と基本的な行い方については、以前のnoteに記載しました。 ウォーミングアップの目的は、筋温・体温が上昇させることにより、パフォーマンスの向上やトレーニング効率の上昇、障害を予防するためです。 さて、筋温が1℃上昇すると、エネルギーの利用効率は約13%上昇すると言われていますが、温かい飲み物を飲むと筋温は高くなるでしょうか?

クライミングの能力を表す「保持耐久時間」

クライミングの能力は、どの課題を登れたかという「グレード」で表されますが、より高いグレードが登れるようになった要因として、保持耐久時間の向上があります。今回は、「保持耐久時間」についてお伝えします。(元になった論文はこちら→西谷ほか、コーチング学研究.2010) 保持耐久時間の測定方法 肩幅程度の感覚に吊り下げた、トレーニング用擬似ホールド(写真参照)を握り、両手が地面から離れた瞬間から両手がホールドから離れるまでの時間をストップウォッチで計測する。 下の図は、クライミン

最も弱い環(わ)の原則

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