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罰ゲーム感。Unnecessary...

昨日、やーっと待ちに待った封筒が市役所より届く。ドキドキしながら開封すると希望通りの保育園に4月から入園出来ますという許可の書類だった。よかった〜!!!

でも、それだけでは済まされない。

入園申し込み書に何回も名前や住所を繰り返し記入しなくてはいけなかったように、また何枚もの記入書類が待ってる。そして入園までに用意するものリスト。

入園出来ることはありがたいけど、いきなり罰ゲームを受けた感いっぱい。特にサイズ指定のランチ用ナフキンとかうがい用コップを入れる巾着などなど。雑巾に限っては作り方からサイズまで指定されている。べつにそこまでサイズ指定する意味が分からない。そこまで同じサイズを重要視するなら園が一括で用意したらいい。働く親をサポートしてくれるための保育園のはずが、親に必要のないタスクを与えてる、これって本末転倒。

アイルランド時代も我が家は共働きだったので、息子は私が職場復帰した時期からフルタイムで託児所へ通っていた。当時、ダブリン市内でいえば1ヶ月の託児所代が平均1000ユーロくらい。決して安くはない。

息子が行っていた託児所で言えば、申し込み書類は最低限のもののみ。1歳になるまでは毎日ミルクや離乳食を持参しなければいけなかったけど、着替えやオムツは大量に託児所に保管。オムツはスーパーで買った1パックをそのまま持参、少なくなってくると先生が声をかけてくれる。オムツへの記名なんてなし。(←これが普通だったので日本でオムツ1枚1枚に記名を求められ、その記名場所まで指定されることに驚く。日本のオムツは記名する枠がデザインされてるけど、あれにも最初は驚いた。誰が名前書くの〜って思って夫と笑ってたら、のちに自分が記名することになった...。)使ったオムツを持ち帰るなんてこともなかった。(←これが普通だったので娘が日本の託児所に通って使用済オムツを持ち帰ってくることに凄く驚いた)

託児は月曜日から金曜日、朝8時から夕方6時まで。乳児だと寝る回数や時間も多いけど、布団やブランケットを持参するとか託児所のものを持ち帰って洗濯なんてなし。子どものお気に入りのブランケットがあれば持たせてね〜という程度。

なので毎日、登園に際しての持ち物は1歳まではミルクと離乳食。1歳過ぎて離乳食の時期を過ぎると持ち物なし。毎朝、子どもを連れて行くだけ。帰りも荷物なし、子どものみ。

今回、保育園入園に際し準備しなくちゃいけないものをあげると

-雑巾(タオルの折り方から縫い方まで指定) 

-給食の際、テーブルに敷くナフキン(サイズ指定。一般的に販売されているサイズとは違う)

-お手拭きタオル(サイズ指定、紐付き)

-うがい用のコップ(プラスティックの持ち手付き)

-うがい用コップを入れる巾着(サイズ指定)

-指定のスモック(ユニフォームとして着用)

-保育園に保管する着替えを入れる袋(サイズ指定)

-お昼寝よう布団とそれ用の袋(サイズ指定)

などなど。(手元に書類がないので全部覚えてない)

日本とアイルランドを比べても仕方ないって思うけど、アイルランドでは上記のものを1つも用意しなくていい。手拭きはペーパータオルだし、スモック(ユニフォーム)もなし。

日本は、こうして幼い頃から「みんな一緒」であることが普通であるって刷り込まれる。一緒である必要性ってなに?

みんなと一緒じゃないとケンカになる?万が一、揉めたら諭すだけのこと、それこそ保育のプロの腕の見せ所なのでは?

みんな一緒だと管理が楽?これって大人の都合だよね。

子どもは大人が思う以上に寛容で柔軟で、個々の違いを受け入れる器を持ってる。

別にスモックなんて着てなくも遊べるし、汚れたら着替えるだけのこと。

多様性、多様性と叫ばれる今。本当にそれぞれの個性を受け入れる社会を作って行きたいなら、こういうところから変えて、みんな違う、それでもいいよね、という環境づくりって大切なことだと思う。



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