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大解剖!三浦法律事務所STAFFの仕事AtoZ Vol.1:法律事務所によって業務の守備範囲は違う?

三浦法律事務所(以下、M&P)は2019年1月に創業し、2年目となる2020年にスタッフの新卒採用を初めて実施しました。

当初は秘書職のみを募集する予定でしたが、事務所の急速な成長に伴いアドミニストレーショングループの業務が増加・拡大したため、選考の過程で希望や適性を確認しながらアドミニストレーショングループ所属のスタッフの採用も実施しました。今年の4月から、秘書とアドミニストレーションスタッフが1名ずつ、計2名の新卒が入所予定です。

今年も3月1日から2022年卒を対象としたリクルートを解禁します。今年は初めから秘書とアドミニストレーショングループ両方の募集を行います。

1. 法律事務所ごとに異なるスタッフの守備範囲

例えば、一口に「秘書」と言っても法律事務所ごとに業務内容は大きく異なります。事務所の規模が同じくらいで、同じようなクライアント層を有する事務所であってもスタッフの職種ごとの守備範囲が少しずつ異なることは往々にしてあります。したがって、自分がやりたいことが実現できるかどうかを見極めたり、ミスマッチを避けたりするためにも事務所ごとの企業研究が重要になるのではないでしょうか。

これはM&Pにも当てはまることです。当事務所ではスタッフを「アドミニストレーショングループ」と「秘書」の2つのチームに分けているため、より細分化している事務所と比べても各チームの守備範囲が広いのが特徴といえます。

2. M&Pスタッフの職種

M&Pのスタッフは「アドミニストレーショングループ」と「秘書」の2チームに分かれます。大きく分類するとそれぞれ以下のように業務を分担しています。

アドミニストレーショングループ:PR(広報)、スタッフHR(人事・採用)、弁護士HRの事務局、経理、総務 etc.

秘書:弁護士秘書業務、パラリーガル業務、来客対応、経理、総務 etc.

各チームの業務詳細は次回以降のエントリーでお伝えしていきますが、上の一覧から分かるように、経理や総務業務の一部は両チームで分担して行っています。

この規模の企業法務事務所は過去20年で生まれていませんし、ここまで急成長している事務所もめったにありません。したがって、”法律事務所を育てる”という機会に携わることができる数少ない事務所といえますし、現状の業務分担も事務所の規模が大きくなっていくにつれて変化を繰り返していくことが予想されます。この”変化”を楽しめる方に加わっていただき、一緒に事務所の成長をサポートしていけたらと思います。

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次回予告:「アドミニストレーショングループ」の業務とは?

特に新卒採用の場面では”法律事務所のスタッフ=秘書”だと考えてしまいがちですが、実は法律事務所には他にもたくさんの仕事・職種があるのをご存知でしょうか。

当事務所が開催するインターンシップを受けた学生からは、「こんな業務があるとは、目からうろこでした」「業務の詳細を知って、アドミニストレーショングループの業務の方に興味がわきました」といった感想を多く頂きます。

M&Pでは、新卒採用での募集自体が少ない「アドミニストレーショングループ」の採用も実施しているので、まずは同グループの業務をご紹介します。


Author

平川 裕(三浦法律事務所 PRマネージャー兼アドミニストレーション・グループ マネージャー)
PROFILE:大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年からファッション業界紙「WWDジャパン」の編集記者として、同紙におけるファッションロー分野を開拓する。同時にバッグ&シューズ担当としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材も行う。19年6月から三浦法律事務所のPRマネージャーを務める傍ら、フリーランスのファッションジャーナリストとしても活動する

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