飛騨牛A5ランクでも偏頭痛だよ人生は
先日も書いたが年末年始は2年ぶりに実家のある愛知とワイフ実家の岐阜に帰省していた。久々ということで有休ももらって長めの滞在が実現し、家族一同ハッピーなホリデイだった。
中でもハッピエストなモーメントの一つは、岐阜での滞在中、ワイフ両親に近所のお高級なお焼肉に連れて行ってもらったことであった。
以前にも連れて行っていただいたことがあるのだが、このお店、なんと飛騨牛A5ランクのみを扱うなかなか自力ではたどり着けないランクのお焼肉なのだ。だから三浦家はこの日、とてもうれしかった。
焼肉だけでもうれしいというのに、今夜はお高級なお焼肉だ。最高だ。今宵は食べるぞ。全三浦がそう思っていた。
しかし一点、三浦には懸念があった。前日、年末の疲れが出たためか偏頭痛の発作が起きてしまったからである。ほらほら来たよ偏頭痛。せっかくのめっちゃホリデイに最悪だなと思ったし、実際問題最悪だった。あったまいってえ〜(昔香取慎吾くんが出てた透明人間?みたいなドラマの変身シーン?のセリフがこれだった気がする)。
なんとかその日は薬を飲んで寝て翌日落ち着いたのだが、なんとなく頭のダルさだけが残っていた。でもお肉だよ?行くよ三浦は。これは仕方がないことなのだ。不安を一旦よそに置いて、お焼肉へと向かった。
お焼肉は始まった。個室で感染対策もバッチリ。「個室焼肉なんて芸能人みた〜い」などと言ってはしゃぎつつ、惜しみなく繰り出される飛騨牛たちにいちいち「おおお・・・」と感嘆する。
そうこうしているうちにお腹も膨れてきて「あれ、今日意外といけそうじゃん?」と思ったのも束の間、気がつけばじわじわとあの感覚が襲ってきていた。
気のせいだ・・・気のせいだ・・・そう自分に言い聞かせるが、その痛みは少しずつ増幅し、じわじわと頭の中の肉を痛みへと塗り替えていく。
↓
いやだ!!!いやだいやだIYADAYO〜〜〜!!!!!
・・・心の叫びも虚しく、三浦はあの忌々しい偏頭痛の波に飲み込まれてしまった。ちょうど皆で楽しみにしていたメインディッシュとも言うべき肉寿司が運ばれてくる頃「ちょっと車で休んできます。。。」と言ってその場を後にしたのであった。
ああなんと悔しいことか。。せっかくのお肉が楽しみきれず、義両親にも面目ないことこの上ない。ハッピエストのはずが、このホリデイ一番のアンラッキーモーメントとなってしまった。
まあこれも致し方なし。また次回がんばるぞ!
〜終〜