グッとくるvol3

グッとくる! CREATIVE _Vol.3

今回ご紹介する グッとくる! CREATIVEはこちら!
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【タイトル】
新型「デリカD:5」に物申したい人、ド正面から答えたい人

【クライアント】
三菱自動車

【スポンサー記事】

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一見ただのネイティブアドの記事広告だけど、
意外と無かった切り口に、グッときた、
そんなお話です。

そもそもデリカって何?

特にアウトドア好きの方にとって、
外せないのが、デリカ。

元は1969年、デリカトラックをベースに1BOXカーとして登場。永きの時代を愛され続け、4WDならではの悪路走破性の高さと、「四駆」然とした外観、そして積載力が相まって、アウトドア好きの間で絶大な人気を誇るモデルです。

デリカ D:5の登場

そんなデリカですが、
2007年、デリカ(DELICA)の5代目を意味するデリカ D:5が登場し、
2019年2月、12年の時を経て、満を持して新型デリカ D:5が発売されました。

でも、この新型、
車業界特有のビックマイナーチェンジという扱い...

あれ?フルモデルチェンジじゃないの?って皆さん思うのですが、ここはちょっとマニアックなので以下の記事に任せます。

要は、フルモデルチェンジしたかったけど、
5代目のD5は十分人気だし、プラットフォームまで見直し、フルモデルチェンジをする体力は、今の三菱自動車にはない、そこで、12年も変えてこなかった主に見た目となる、エクステリアとインテリアをテコ入れして売りたい!というのが、今回のビックマイナーチェンジとして発売に至ったという経緯。

見た目の比較はこちら↓

上記、さらっとデリカについて書きましたが
歴史が深すぎて、超割愛しましたw
詳しくはwiki先生にお任せします。

さて、本題に戻りますが、

このアウトドア派に愛されてきたデリカ D:5、

それが12年の時を経て、ついにデザインが一新されるとあってデリカ好きは元より、アウトドア好きの方々の中で非常に盛り上がったのですが...

そのデザイン...
蓋を開けてみると... あれ!? なんかちゃう...

という意見が多数。
日本中で、このデザインについて賛否両論が巻き起こっているのですが...

私の個人的な意見を言わせて頂くと、

ガッカリ...というのが正直なところ。

私はメカとか無頓着でして、
とにかく車のデザイン ”機能美” ”造形美” が好きなのだが

今回のリデザインによって
硬派なアウトドア文脈に、なんだかミーハーなラグジュアリー要素をくっつけた、そんな印象。

近い将来にデリカ欲しいな~と思っていた私にとってはとってもショックな出来事だったのです...

そんな中、このタイアップ記事を見ました。

そして思いました。

なんと、正直なタイトルなんだろうか...と。

おそらく私のような、ガッカリした人の意見が多数の世論に対して三菱自動車さんとしても、言いたいことはある、

それをTABI LABO編集部さんが
仲人として、ファン代表との対談を取り持つ、

そんなストーリーを形にする、企画にグッときました。

文章の構成としては

1)なぜなんだ、新型デリカD:5
2)「シェーバー」という例えにはむしろポジティブ!?
3)男心をくすぐるメーター周りは嫌いじゃありません(笑)
4)「移動先で、もっと楽しめる」ロングドライブ性能は進化していた
5)自分なりの “デリカ”をつくっていくのが正解
6)「あれ? やっぱり好き……かも」

このようなファンと担当者の対談形式。

正直に言うと、記事の中身は、
一番議論となる、フロントデザインについて
思ったよりも、突っ込んだ議論がされてない...w

という内容だが、まあそこはスポンサー記事として致し方ない部分、あるよね~ と大人の事情をお察しする。

とはいえ、デリカ好きの中で
大きな論争を呼んでいるデザインについて、本来は蓋をしたいところを、むしろタブーに切り込む的な、表現で企画化されていることに、私としてはすごく感銘を受けました。

最後に...

弊社では、熱狂ブランドマーケティングという
ファンを大切にし、ファンの熱狂の輪を広げるマーケティングを推進しています。

今回、取り上げた記事がまさに好例ですが

SNSによって、企業とファンの距離が近くなり、企業とファンが直接つながれるようになった今だからこそ、

企業は熱量の高いファンに耳を傾け、
課題に対して一緒になってブレイクスルーしていく必要があると考えます。

日常生活でも、人と人とのコミュニケーションって少しづつズレが生じるものですが、

じっくり話をすることで、
あ~そういうことを考えてたんだね!
だから噛み合ってなかったんだ~

と、お互い擦り合わせられることも
結構あるあるじゃないですか?

これは、企業とファンも同じだと思います。

だから企業は、ファンに負けないくらいの熱量で社員の方、一人一人がファンの方と向き合っていく必要があるんだと改めて思うのです。

企業も一人の人格として、ファンと対話する必要があるのだと。

今回、取り上げさせて頂いた記事広告から、
そんなことを、改めて気づかせて頂いたのでした。

商店拝

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