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母なる自然を撮った優秀作 (2) 消えゆく海氷

海洋生物部門「氷上の宝物」by M. Jackowski、ノルウェーのスバールバル諸島にて。画像は以下全て「BigPicture写真賞」から。

気候変動で海氷がなくなるにつれ、北極グマは急速に生息地を失いつつあります。夕暮れになってやっと、このオスは夜の避難所となる小さな氷山に落ち着くことができました。

これから先のことを思うと同情せずにはいられません。広大な白い世界の中でいつもポツンと、孤独な印象を抱かせるホッキョクグマ。たまに子連れの映像も見かけますが。どっちが幸せなんだろうか・・・

ねぇ〜教えてよ、動物園のホッキョクグマさん。

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海洋生物部門「カニクイアザラシの氷の宮殿」by C. Mittermeier、南極半島にて。   

空気注入式ボートで通りかかった時に、カニクイアザラシが氷山の上でくつろいでいました。

何十億トンもの海氷が失われた南極半島を、地球最大の聖域として保護する論議を進めるために、撮影者は遠征隊に参加しました。

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自然の芸術「とける氷冠」by F. Ledoux、ノルウェーのスバールバル諸島にて。

気候変動によってアウストフォンナという氷床が驚くべき速さで溶けていく様子を、ドローンから撮りました。

2020 年の夏にこれが撮影される数週間前、スバールバル諸島の気温は今までで1番暑い、20度に達しました。

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続く。

   https://www.bigpicturecompetition.org/2021-winners   

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