<世界で最も住みやすい都市2021>大阪と東京が上位に
世界で最も住みやすい都市 2021 (6月9日付CNNニュースから)
1. オークランド(NZ)
2. 大阪
3. アデレード(豪)
4. ウェリントン(NZ)
4. 東京
6. パース(豪)
7. チューリッヒ(スイス)
8. ジュネーブ (スイス)
8. メルボルン(豪)
10. ブリスベン(豪)
パンデミックから1年以上が経過しましたが、進行中の健康危機、国境の閉鎖などが世界中に影響し続けています。
今年ランキング上位の多くは、パンデミックを封じ込めるために厳格な措置を講じた都市です。
NZは危機への対応で高く評価され、オークランド(画像下)はパンデミックを迅速に封じ込め早期に制限解除できたおかげでエコノミスト 世界 140 都市生活指数で 1 位に、NZの首都ウェリントンは東京と並んで今年4位になりました。
2018年と2019年に1位だったウィーンは、Covidの影響を大きく受けた後、トップ10から完全に落ちて12位です。
パンデミックの間厳しい国境管理を行った豪州4つの都市:アデレード、パース、メルボルン、ブリスベンはそれぞれ 3 位、6 位、8位、10 位となりました。(下の写真はアデレード)
リスト上位の日本の都市は東京だけではない。2019年に4位だった大阪が世界で 2 番目に住みやすい都市2位に浮上しました。今後は感染者数が順調に減少しますよう。
2年前にカルガリー、バンクーバー、トロントの 3 都市が上位に近かったカナダは、トップ 10 から完全に脱落しました。
ランキングは安定性 (25%)、ヘルスケア (20%)、文化と環境 (25%)、教育 (10%)、インフラ (20%) の 5 分野の評価に基づきますが、パンデミック前と比較すると、全体的な世界の平均居住性(住みやすさ)は低下しています。
各都市がパンデミックに対処した方法、ワクチン接種が展開された速さ、実施された国境制限のレベルは、ランキングに大きく影響しました。
ヨーロッパは大きな打撃を受け、特にドイツのランキングが大幅に低下し、ハンブルグは 34 位も下がって 47 位になりました。
スイスでは社会的規制がいくつかまだ実施されているにもかかわらず、チューリッヒとジュネーブ(写真下)が 11 位と 14 位から 7 位と 8 位に上昇しました。
世界で最も住みにくい都市 2021
1. シリアのダマスカス
2. ナイジェリアのラゴス
3. パプアニューギニアのポートモレスビー
4. バングラデシュのダッカ
5. アルジェリアのアルジェ
6. リビアのトリポリ
7. パキスタンのカラチ
8. ジンバブエのハラレ
9. カメルーンのドゥアラ
10. ベネズエラのカラカス
ダマスカスはシリア内戦の影響が再び深刻化しているため最下位になり、やはり内乱や軍事紛争で不安定なナイジェリアのラゴス、パプアニューギニアのポートモレスビー、バングラデシュのダッカが僅差で続いています。 特に医療面はCovid-19のためにさらに悪化しています。
インドは調査時点で致命的なパンデミックの真っ只中にありました。
住みやすさの回復は、ワクチン接種、検査、追跡、検疫措置を組み合わせてパンデミックの健康リスクをいかに効果的に制御できるかによって決まる、とエコノミストの報告書は続けています。
ワクチンに耐性ある変異体の出現など大きな後退がなければ、文化と環境は改善するはずです。
https://edition.cnn.com/travel/article/worlds-most-livable-cities-2021/index.html 出典
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