ありえないお友だち (9)

野生のキツネと飼犬～この2匹は大の仲良しなの！ふつうならとてもそうはなれそうにもない2匹が、どんなに違うところがあっても友達になれるってことを世界中に示した。

ティニーは飼犬。スニファーは野生のキツネ。

違う種なのに、大の仲良しになった。

出会ったのはノルウェーの森。ティニーの飼主の Torgeir Berge はそこに住む写真家で、仲良しで愛らしいこの2匹の素晴らしい写真を撮った。

彼らは後ろから撮影者が追いかけ回しても全く気にかけていないようす。お互いのことしか目に入らないのだ。

いつも一緒に行動し、キツネと犬がいかに似ているかを教えてくれた。両者とも信じられないくらいよく遊び、優しくて、楽しそうなのだ。

ティニーの飼主の Berge は、このことが分かってからは毛皮業界を強く非難するようになった。何百万匹もの < スニファー＞が死ぬまで檻の中に閉じ込められていると思うと打ちのめされた。そして、

ティニーとスニファーの友情に感動して、その美しい話を本にした。本の利益の大部分は毛皮取引反対運動へ寄付する。

野生のキツネと飼い犬の、おとぎ話のような本当にあったこの話から、私たちは似通っている点があれば感謝し、違っていても尊重しあおうという気持ちになる。

動画（2分）この話はもう有名なようで似た動画はいくつもあるが、画像がきれいで編集内容が私好みのこちらをUPしてみました。字幕は英語だが上の本編は動画字幕をそのまま和訳したので、スンナリ楽しめると思います。