猫と暮らせば・・(3)
生き物の世話をすることで得る満足は、種を存続させようとする人間の本能に基づいています。今やこんなにも多くの人が猫を飼うことになって喜びを感じる理由の1つは、これじゃないかな。
養育したいと言う人間の要求を十分に満たしてくれるのは、人間の子供よりも、むしろ猫なのですよ。猫はけっしてオトナにならず、ずっと私たちに依存したままだから。
話しかけたり、触ったり、目と目で通じあったりを、人とするよりも猫とする方が楽だという人もいるでしょう。悪くないよ。いずれにせよ、猫は私たちの人生に変わらぬ愛と信頼を与えてくれそうな気がする存在なのです。
続く。
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