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空港で搭乗待ちしていた介助犬が産気づいた

フロリダ州タンパ国際空港の乗客たちは、飼主と飛行機の搭乗待ちをしていた介助犬が8匹の仔犬を産むところを目撃した。

ゲートF80で待機していた乗客たちの目の前で、驚いたことに、介助犬が母親になろうとしていた。

このラブラドール犬の名前はエリー。飼主とパートナーであるラブラドール犬と一緒だったが、思いがけないところで出産したのだった。(2018年 BBC News, Fox News, Animal Channel, etc.から)

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当然のことながら、その日の空港ターミナルで、これはかなりの大事件となった。

いつもなら iPhoneを見たり、新聞や雑誌を読んだり、搭乗ゲートや出発時刻を探してるはずの乗客たちは、目の前で3時間かけて進行した出産にくぎつけになった。そして、

エリーが次から次へと仔犬を産むのを見て、見物人たちは驚嘆した。

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「5匹目が生まれてからそこにいました。インスタグラムに載せましたよ。イイね!をたくさんもらってます。」と、オンラインで現場の様子を投稿した乗客の1人が言った。

別の乗客もこの出産シーンをたまたま目撃して投稿した。

「エリーという名の介助犬が、きのうタンパ空港でスゴイことになりました。2歳のこの黄色いラブは、フィラデルフィア行きの飛行機に搭乗する前に出産したんです!タンパ市の消防士が7匹の子犬をとりあげました。新米ママ、おめでとう、どうか無事に帰れますよう!」と。

結局のところ、エリーは8匹の子犬(7匹のオスと1匹のメス)を産んだ。

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ありがたいことに、市の消防士は万一の事態に備え、出産を手助けすべく付き添っていてくれた(これまたありがたいことに、何も問題は起きなかったが)。出産中の犬を注意深く監視しながら、ゲートF80での3時間に渡る出産の間中、犬の安全と健康を確保した。最後の子犬が出てきた後に仔犬ぜんぶを診て、だいじょうぶ、健康であるという診断書が渡された!

「もちろん、わたしたちの名前がついてますよ。そしてもちろん、最後の1匹のナタリーは女の子です!」と、消防士のナタリー・ブラウンは嬉しそうにフォックス・ニュース13に明かした。

「そして2番目の仔の名前はラリーです。」と、出産現場近くにいた同僚のラリー・グラントンが言った。

予想されていたことだが、飼主と2頭のラブラドールはその日の飛行機に乗れなかった。さらに、いま飛行機に乗るのは出産直後の母犬と生まれたての仔犬たちにとって安全ではないと見なされた。

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一行はタンパからペンシルベニア州の家に帰るのだが、ほとんどの航空会社の規則では生後2日間未満の動物の旅行を許可せず、場合によっては2週間経過していなくてはならない。だから、飼主の唯一の選択肢は、レンタカーで帰るということだった。ま、少なくとも、可愛い10匹の犬たちとず~っと一緒に帰れるわけで(うらやましい)。

この出産の動画が投稿されたあと、たくさんのコメントが寄せられた。

「からだが出産を望んだときが、どこにいようが、出産する時なのよ。このラブは可愛い仔犬たちを産んだわ。願わくば仔犬たちが良い飼主を見つけ、飼主の生活を明るくし、忠誠を尽くしますよう」と、Facebook ユーザーの1人は述べた。

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「まあ、なんて楽しい! 出産という奇跡的な出来事を目撃できたなんて!」と、別のユーザー。

よろしければ動画 (1分) をご覧ください。おめでとう、エリー!


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