仕事をめちゃくちゃ頑張りたい人はまず100冊くらい本を読むのがいいんじゃないか、という話
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仕事をめちゃくちゃ頑張りたい人はまず100冊くらい本を読むのがいいんじゃないか、という話

松田光希 / Mitsuki Matsuda

昔、22歳で上場企業に新卒入社したのですが、新卒用の課題図書リストを20冊くらい渡されて、「えーめんどいなー」と思ったことがあります。

僕はとてもめんどくさがり屋な上に、新卒の頃は貯金も無かったので、課題図書リストは7冊くらい「必須」と書かれていましたが、結局当時はほぼ読みませんでした。

それから数年間、最初の上司だったガイアックスの上田祐司社長、ソフトバンクの孫正義さん、JALを再生された稲盛和夫さん、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Teslaのイーロン・マスクといった起業家をずっとベンチマークして、僕も負けないぞ!と思っていたのですが、起業したいアイデアもなかったので、どうやったら追いつけるかなぁと考えた結果、とりあえず「すごい人達の生き方をひたすらトレースする」を選びました。

トレースすると言っても、上司や同僚だけをベンチマークするなら一緒にいる時間を増やせばやりようがありますが、僕はソフトバンクで役員をやる機会も、FacebookのNo.2になることも残念ながらなかったので、地味ですが、巷で話題のビジネス書、古典、伝記を、有名人の書評やレビューを信じて、片っ端から読んでトレースすることにしたんですね。それで結局、課題図書と同じように、オススメされる本を読み始めました。下記あたりの、多種多様なビジネスジャンルの本を、本屋の前の方に置いてある順とかで、各ジャンル合わせて多分100冊くらい読んだ気がします。

ビジネスマン基礎力:入社1年目の教科書
タスク管理:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
戦略・戦術:失敗の本質孫子の兵法
意思決定:チーズはどこへ消えた?
マネジメント&コミュニケーション:人を動かす・7つの習慣
企業再生:稲盛和夫最後の闘いV字回復の経営
スタートアップ:HARD THINGSツイッター創業物語

そのうち、新しい本を読んで、読んだ日から仕事に反映するというサイクルを続けていくうちに、面白いように全方面で仕事が進むようになりました。なんでかなーと今になり振り返ってみると、本を読みまくってきたので、自分の中に、読んだ本の思考プロセス、人生観、著者の頭の中のフレームワークなどがトレースされて、意思決定が変わってきていたのですね。それで、たった2年しかビジネス経験がないのに、24歳の頃にはこんなことを思うようになりました。(ちなみに当時は、コーポレートベンチャーキャピタルの社長として、シード出資とか投資先のハンズオン支援とかをやっていました。)

こういう時は、●●さんは、こういう風に乗り切ったって書いてたな。一か八か、あのやり方でやってみよう
この件、真面目に向き合ったら、自分もチームもみんなメンタルやられてダメになるやつだな。どう見てもハードシングスってやつだから、早めに見切りをつけて次に行こう
ここまで情報が出揃ってたら、あとは決めの問題だろうな。これ以上悩むのは、贅沢だ。今決めよう。

もちろん本に書いてる内容が必ずしも正しい結果に繋がるかどうかは個々のタイミング次第なので、うまくいかないこともありましたし、悔しい思いもしました。ただ確実に、「ビジネスの局面において意思決定の軸となる前提知識を、自分の過去の数年の経験よりもはるかに多く持っている」という状況になったあたりから、仕事が進みやすくなったと思います。

意思決定の速度が上がって、仕事が進めやすくなると、周囲からの評価も上がるので、もっと新しい仕事やキツイ仕事に直面するようになります。こうなると、「仕事の報酬は、もっと難しい仕事」という、頑張りたい人にとっては最高のスパイラルに突入します。仕事を頑張りたい人にとっては、いかに早くこの状態に自分を持っていけるかが非常に重要なので、まずはこれを目指すのがいいんじゃないかなぁ、と思います。難しい仕事にどんどん挑戦していかないと、スキルは上がらなくなってしまうので。

というわけで、仕事をめちゃくちゃ頑張りたい!という人は、特に若手の、20代前半のうちから、ビジネスの色々なジャンルの本を100冊くらい読んで、片っ端からトレースして仕事しまくるのが良いんじゃないかと思います。上に掲載した本は、今でも読んで本当によかったなぁと思っている本なので、特にオススメです!
※メンタルと体調には、気をつけて!

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松田光希 / Mitsuki Matsuda
経営管理人。上場企業で経営管理/経営企画/IR/データ分析をやりつつ、スタートアップのファイナンス/バックオフィス/上場準備などを支援しています。元CVC代表。人に教えるのが好きです。