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目にうつるものとうつらないもの

目に映らないものを見ようとすることと
目に映らないように隠そうとすることは
なんだか似ていて、
目に映らないだけで
圧倒的な存在として、そこに在る。

その瞬間の空気感とか
その土地の温度感とか
目に映らないものを掴みたくなるし

目に映らないように隠したいと願う
誰かの声にならない声とか
隠しているうちに
存在をわすれてしまったりするものとか

隠し込んでいるうちに
忘れられてしまったものたちを
見つけたいと思うのは、

エゴなんだろうか。

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