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最近のクリエイター向けPC観察(HP編)

前回のmouseに引き続き、クリエイター向けメーカーPCの観察。
少し情報が古い&値段は変動してると思いますがぜひ。
2019年末Adobeイベントでもらったパンフレット情報です。

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macbookを買うまで、私も昔使っていたhp。Photoshopを最初に使ったのもHPのノート(事務用)でした。今思えば明らかにスペック不足なのに使い倒していた。
HPもけっこうクリエイター向けラインアップ揃っていることを知らなかったな。

余談ですがこのフライヤーのデザイン見る限り、かなり無骨な男性なイメージ。ゲーミングにも言えるけど、この分野ターゲットを結構狭めているのかもしれない。

デスクトップ エントリータワー

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【HP Z1 Entry Tower G5】Corei9-9900K/GTX 2070/メモリ32G/SSDM.2 512GB(274,000円税抜)

エントリーという名前がついているけど、他メーカーと比べて全然エントリーじゃないモデル(笑)。もちろんスペックを変更できますが。
「高い演算処理能力を備え、快適な開発環境を実現するミニタワー型ハイパフォーマンスデスクトップマシン。」この表現がしっくりくる。
mouseでいうDAIV-DGZ530モデルなんだろうな。i9、SSDがM.2でメモリが多いhpのが個人的に惹かれる。売り手の「文句ないでしょこれで」感が伝わってくる。

デスクトップ ワークステーション(ミニサイズ)

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【HP Z2 Mini G4 Workstation】XeonE-2226GQuadroP600 /メモリ8G/ 1TBHDD(239,500円税抜)win10pro(Workstations)搭載モデル

ワークステーションだけあってまずCPUがiシリーズじゃないので他PCとの単純比較はできないですね。3DCGとかパワーが必要な環境向け。このモデルは何より思ったほど高くないのと、モニタ背面に設置できるくらいの大きさ。これは結構な特徴だと思う。

Xeonとは?はこちら↓

ワークステーションとは?↓
最近はハイグレードのPCの性能が高くなっているため、ワークステーションとの区別が微妙になりつつあるみたいですが、長時間の安定運用という概念はワークステーションなんでしょうね。

デスクトップ ワークステーション(さらにガチな方)

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【HP Z2 Mini G4 Workstation】XeonBronze 3204Quadro P400 /メモリ8G/ 500GBHDD(372,400円税抜)win10pro(Workstations)搭載モデル

個人的には前述のミニサイズワークステーションでも十分すぎる気がするんですが、さらにガチなのがあります。
「4Kや8K映像制作、超高解像度VRコンテンツ開発リアルタイムレイトレーシングもサクサクこなす。本物のプロのため究極のマシン。」
なるほど。最近はVR需要もありますよね。これも思ってたより高くない。どんどん機材の価格に差がなくなっていくんだろうな。この時代でもう底値なのかもだけど。

リアルタイムレイトレーシング…空中を移動する光子の動き(光線)を追跡する手法のこと。現実と区別できないバーチャル世界の再現を目指す技術。

デスクトップ ENVYシリーズ

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【HP ENVY Desktop TE-01 】i7-9700/RTX 2060 /メモリ32G/ SSDM.2 512GB & HDD2TB(22万超?価格未定)win10home

ENVYシリーズは”実用的で美しく、存在感のあるパソコン”って謳っている高品質シリーズで制作向けモデルがあることがちょっと意外でした。このモデルは2020/1発売予定とのことで日本法人のサイトには掲載なし。
余談ですがENVY(嫉妬)って名前を使うのはすごいな。逆にお洒落。
スペックも意外と実用的ですね。普通のBTOパソコンに飽きちゃってお洒落を求める人が買うのだろう。たぶん。
どうやらHP本国のサイトでカスタマイズ見積もり見る限り、廉価モデル〜載せ載せで販売してるモデルっぽい。それでだいたい2000ドルでした。

ちなみにOMENシリーズはゲーミングのブランドなので今回は省略。

(まとめ)BTOの隙間を突く戦略か

全体のラインナップ見て、スペックをかなり引き上げたエントリータワー、小型ワークステーション、高級路線のENVYなどHPはBTOパソコンの主流にはない付加価値を押し出して、絶妙なニーズを探っているイメージでした。

以上です!何かすこしでも役に立てば嬉しいです。
コメントもお待ちしてます。
他のメーカーPC観察はこちらに入ってます。

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