- 運営しているクリエイター
記事一覧
デザイン法則-密度と奥行きの関係
少し前から人の認知や行動習慣に関連するデザインについて復習していて、自分なりの勉強の記録として残していきます。
2次元なのに奥行きを感じる要素
奥行きを作り出す要素のなかで、大きい←→小さい、紙面の下←→上、くっきり←→ぼんやりいった、あからさまなもの以外で有名なのは、まず色。
暖色系や黄緑は突出して見え(進出色)、寒色系や紫は奥に下がって見えます(後退色)。彩度や明度が高い色(軽い色)ほど手
現代デザインにも通じるスイススタイル3大原則
以前のように外出先で見つけた良さげなデザイン物を観察することができないため、今日も歴代巨匠の作品について簡単に勉強した内容を共有します。
スイススタイル (国際タイポグラフィ様式) とは
1920年代のロシア、オランダ、ドイツで発祥し、1950年代にスイスで発展したデザイン様式で、芸術運動の一つ。グラフィックデザインに限定したものではなく、様々な芸術や建築に影響を与えたものです。
スイスは多言
似たフォント「Frutiger」「Myriad」の違いを探求
またフォント観察&調べごとをする機会があったので共有します。
これらのフォントの違いを深く掘り下げた日本語サイトがすぐにヒットしなかったので、参考になれば幸いです。ネットの情報の他、愛読しているこのタイプフェイス図鑑(洋書)からも情報を得ています。翻訳版も出版されているのでぜひ。
それぞれの背景と共通特徴
「Frutiger」
長距離&小さな文字でも可読性を維持するよう設計され、フランスのシャル
多用されるWebフォント「Noto Sans JP」の考察
仕事でよくwebサイトで使われているフォントをチェックします。すると巷で言われている通り、ものすごく多くのサイトで「Noto Sans JP」が採用されていることを実感したので改めて調査・考察していきます。
「Noto Sans」とは世界中の言語をサポートすることを目標にGoogleがadobeと共同開発したフォントシリーズのサンセリフバージョン。
コンピューターで表示できない文字がある場合、
デザイン観察-パティスリーASAKO IWAYANAGI(ショップカード等)
久しぶり良いな!と思ったデザイン物の観察と考察を更新します。
※全て個人の所感です。
パティスリーASAKO IWAYANAGI(ショップカード等)
こちらのお店のブランド作りがすごいなと思ったのでショップカードとパッケージ(袋)をとっておきました。
パティシエールの岩柳麻子さんが世田谷に構える隣接した2店舗で、自身の名前を冠しそれぞれブランディングがなされています。
・洋菓子店『PÂTISSE
"墨だまり"付きフォントA1明朝が与える印象
ちょうどA1明朝を使う機会が最近あって、ふとどこから良さを感じるのかなと思ったので観察してみました。"墨溜まり"ってなんだって方や明朝体の違いなんてわからないという方もぜひ。
交差部分に墨が溜まったような独特の形状を持つデジタル書体化にあたって、画線の交差部分に写植特有の墨だまりを再現するなどし、やわらかな印象と自然な温かみを感じさせる新しい書体として生まれ変わりました。(A1明朝紹介ページより