直観を大切に人生を歩んできました!

小学生の頃か中学生の頃からか、正確な時期は忘れてしまいましたが、昔から直観を大切にして、直観に従って行動する様に生きてきました。
直観を大切にしてきた事が、現在の自分が幸せである事に直結しているのだと最近気付くようになりました。

何故、そうする様になったのか…。
私がまだ2歳か3歳の頃の父親のエピソードにさかのぼります。

若くして社内結婚をした父は、当時23歳くらいでした。高校を卒業して就職をし、三ノ宮の会社に勤めていました。
仕事が終わり、いつもの様に明石の自宅に帰ろうと車を走らせていると高速道路の入り口の手前でふと"今日は高速に乗らずに下道で帰ろう!"と思ったそうです。しかし、下道で帰ると倍以上の時間がかかってしまいます。いつも高速道路で帰っているのだし、仕事で疲れてもいるし、と自分の直観を無視して高速道路で帰路に着きました。
順調に高速道路を走っていると一台の車が対向車線をはみ出し、父親の車に正面からぶつかってきたのてす!(昔は中央分離帯が無かったようです)
この事故で父は、内臓破裂という状況におちいり、医者からはもうダメですと言われました。幼い私の記憶にも病室の父の足から黄色みがかった骨が突き出している生々しい姿を鮮明に思い浮かべることが出来ます。
その後、医者も驚く程の奇跡的な回復を遂げ、身体の後遺症は残りましたがお陰様で現在も元気に生活しています。

この話を父から聞いて以降、しょうもないと思える事でも自分の直観を信じて行動する様にしています。
車に乗っている時はもちろん、歩いている時も少し遠回りになって時間がかかったとしても直観的に感じた道を通る様にしますし、一回家を出た後に机に置いたものの配置が気になれば家に戻って位置を直したりと、とても細かい所まで直観に従っています。
理論理屈を頭で考えるのではなく、身体で感じる直観を大切にしてきた積み重ねが、今の自分を形作っているのだなあとしみじみ有難く感じます。
高校進学や就職、サラリーマンを辞めて議員の道へ、これらも全て直観に従ってきた結果です。
さらには、毎日着物生活や合気道や俳句も然りです。
直観的に生きる事で自分に素直に、心穏やかになれるのだと思います。
頭で考えた事に間違いは多いが、身体の直観に間違いは無いのだと経験的にそう感じています。

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