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究極のエコ

エコロジーがテーマなコラムを見ていて滋賀県に住む知人の家を思い出した。
知人は滋賀県の高島市という所に住んでいて何度かお邪魔させてもらった事がある。

このあたりの家にはちょっと変わった台所がそれぞれの家にあります。
この一帯はそこかしこから水が湧き出ていて、野菜を洗ったりお米を研いだりしてます。
家の端に作られた溜め池のようなところにいつも並々と水が湛えられていてその中には鯉とか鮒とか魚が飼われていて炊事道具とか食べた後のお皿だとかをここへ沈めておくと魚が食べ物のクズとかを食べてピカピカにしてくれる。
で、すっかり浄化された水は小川を伝って琵琶湖に流れて行って、また地下から水が戻ってきて、という感じのループが繰り返されている。
これって一種究極のエコシステムではないかと。
まあそれだけの話なんですけど。

この町には室町の頃の建物が未だに残っていたりします。もののけ姫の時代あたりの。
神様の世界と私達の世界の境目がまだ曖昧だった頃の名残。
そういえばもののけ姫もエコ訴求っぽい雰囲気があったようななかったような。

エコロジーから最も遠い業界に身を置く立場の人間として何が出来るのか。
取引先へ出向いたりする時荷物もないのにクルマを使ったりしてるけどなるべく電車で行くようにしようか。
まあそこらへんからちょっとずつ。

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