「お金」に囚われてはいけない。(前編)

紙幣写真_sample

「お金は変わらない。お金で変わるのは人間だ。」
これが私なりのお金に対する一つの答え。

人の世を生きていく上で、誰もが必ず一度は使う「お金みなさんは今までの人生の中で、一度くらい「お金」について深く考えたことはありますか?
30代、遅すぎるかもしれませんが、私は最近になってようやく考えるようになりました。現在、日本に住んでいますが、この国は世界で見ればとても小さな島国です。しかし、自然豊かで四季のある色鮮やかな緑があり、公園の水道の蛇口をひねれば飲める水が出てくるような清潔な環境。また一方で東京のような最先端で飽きることのない刺激的なイベントが毎日起こっている都市が存在しています。こんな恵まれた世界に生まれ、それだけで幸せではないでしょうか。
こんな素晴らしい国に生まれながら、社会的な自立とともに歩みを進めてきた人生の中で、私はふと自分自身も含め、成長とは違う「何か」が変わってきた!と強く感じたことをいまでも鮮明に憶えています。それが私にとっては「お金」という存在だったのです...。

お金は天下の回りもの...ではない。

子供の頃は、両親に親戚に、お小遣いやお年玉をもらって好きなものを買うことができました。お菓子でもおもちゃでも、限りはあるけれど、それを手にして得た経験は子供心ながらに自由で非常に幸せな瞬間でした。
しかし、大人になったその子どもは、当たり前のようにあると思っていた「お金」という存在が、いつの間にか労働という自分自身で時間と労力を費やして得た対価に変わっていることに気が付きませんでした。いつでも、気にせずお財布に入っていた「お金」。いつの間にか、毎日毎日をお金のために体調を崩しながら、時には泣きながら、たまに笑いながら日々を過ごすようになっていました。「何でだろう?」どうして自分はこんな辛い思いをしながら毎日毎日頑張っているのだろう。そんな想いに耽っていた僕は気付きます。
「子どものころからお金に対する考え方が変わってしまったからだと。」

後編に続く

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。これを読んでくださった貴方は、今までの人生の中で少し「お金」で困ったことがある方ではないでしょうか。人は思った以上に普段はお金に無知で無自覚です。後半ではもう少し「お金」について考えていく様をお伝えできればと思います。

このお話を読んだ後、少しでも「お金」のことをあらためて考えるきっかけにでもなっていれば大変嬉しく思います。

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