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必要なものはSocial distanceではなくきっとMental distance

こんにちは。新型コロナ(COVID-19)がまだまだ人の世に猛威を奮っている中ですが、これをお読みいただいている貴方はお元気でいらっしゃいますか?とても心配です。

身体は健康でもココロが病んでしまってはいないでしょうか。学校、職場、家族、生活…子育てや友人関係と本当に多くのことに気を使われていると感じています。私自身、仕事や子育てに毎日大変で、リモートワークになってから移動時間が激減したので子どもにはほぼ毎日平日はお弁当を作るようになりました。中々初めは慣れず、とてもストレスでしたが、なんとかサマになってきました。皆さんこの4か月ほどの間に何か変わったところはありますか?

戻りたい日常、戻りたくない非情

私は今現在は主に都内にいるため、電車通勤の方をよく目にします。戻りつつある日常を感じながらも、特に満員電車の存在には疑問を持っています。3密(密閉・密集・密接)避けようという中で、なぜ電車は時差出勤程度しか対応出来ないのでしょうか。後は企業のリモート移行の努力によって厳しいながらも成り立っています。いや、この記事を書いている7月後半の感染者数の増加傾向を見れば、成り立ってはいないでしょう。
インフラ整備の急な変革は現実的ではないですが、今まで疑問に持ちながらも解決できなかった課題に立ち向かっていくことが大切だと思います。今のままの世界には、たとえ新型コロナが収束しても戻りたいとは思いません。

心に素直に大切に

これからはケアがさらに大切になってきます。新型コロナの影響からおよそ4ヶ月経ちました。感染の脅威にさらされながら生活の変化、仕事の変化、メンタル面での変化…見た目には現れないものも含めて大きな変化が私も含めて皆さんの中に起こっています。
その中でも特にメンタルつまり心のケアが重要になってきます。ソーシャルディスタンスとして相手との距離を物理的にとることはもちろんですが、それ以上に心の距離をとることが大切です。(ここで言っている心の距離と言うのは相手とのコミュニケーションを避けようといったことではありません。)
今はほとんどの方の心はおそらく正常ではありません。これは、一度に多くの変化が起こっているからこそ見た目には分かりませんが、変化に適応しようと必死に心も体も頑張っているのです。皆さんは満員電車を避けたり、リモートでの仕事を行ったりと体の距離は感染を避けるためにもしっかり行っていると思います。ですが心の距離が全くとれていないのではないでしょうか。
人間はバランスが非常に大切です。心身のバランスが崩れてしまえば、必ず不調となって現れてきます。ここで私なりに2点ほど心の距離をとるポイントをお伝えします。

・相手に気遣いをもった言葉で接する
・自分の心の声に耳を傾けてみる

ひとつ目は相手との心の距離のとり方です。今は人と必要以上に身体を近づけることは出来なくなりました。これは心にとっては逆効果になります。
     身体の距離⇔心の距離

身体が近づけば近づくほど、心も近づきやすくなります。それが人であり、アナログな人間の本質です。対して、身体が離れれば離れるほど心も離れていきます。これによって、リモートが進んだ世界では、以前より相手と心が離れています。だからこそ、例えば仕事でも前以上に言葉遣いに気をつけたり、優しい心配りが大切です。今までのままではいけないのです。最近、SNSなどでも口調が激しかったり、悪かったりする方々が目に余ります。様々なストレスを吐き出したい気持ちは分かりますが、他人に対しては特にやってはいけない行為です。
ふたつ目は自分の心の距離です。毎日に忙殺され、自分の心との距離をとることを忘れてはいないでしょうか。こんな時だからこそ、自身の心に寄り添って、自分を見つめ直すよい機会です。自分は本当は何がしたいのかしたくないのか、当たり前に過ぎ去っていった毎日を思い返しながら、ちょっとでいいので少し先の幸せを感じる自分を考えてみて下さい。
具体的な行動には出来れば紙とペンで吐き出してみましょう。相手がいれば、誰かに話してみるのも良いです。思い切り気持ちを出してください。きっと今よりはスッキリするはずです。

まだまだ先は長いです。長いですが、やってやれないことは一つもありません。これからも一緒に頑張っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。心から感謝いたします。


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