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快適なTwitterを追求する【キーワードミュートの活用提案】


※この記事は、1年ほど前に書いた記事を再編集したものです。時事的に古い内容もありますが、勘弁してくだされ。

【快適じゃないTwitter】

興味のない話題のリプライを追いかけて、時間が経っている

きりがないのに、ジェンダー論争、表現規制論争、禁煙論争、政治論争…を追いかけてしまって、時間が経っているどころか、心まで荒れてしまっている

◆そもそも、自分のタイムラインの8割くらいが、興味のないツイートで埋まってしまっていて、読む時間よりもスクロールする時間の方が長い

↓こう変えたい

【快適なTwitter】

◆心が荒んでしまうツイートが、タイムラインから排除されている
◆タイムラインのツイートの1つ1つが、自分にとって興味のある話題
◆Twitterに不要な時間を使ってしまうことがない
◆タイムラインを「育てる」楽しさがある

その解決法

このnoteでは、僕が実施している「キーワードミュート」を中心に据えた解決法と、Twitter活用への新しい方針提案を書いていきます。
この方針を実行するようになってから、僕は「Twitterに無駄な時間・精神」を奪われなくなりました。


特に変わったと思うのが「ベッドでごろごろしている時間」と「通勤電車で揺られている時間」。ベッドでごろごろしている時間は、朝の貴重な時間と引き換えに、超気持ちいい「うたた寝タイム」を享受している時間のはずなのに、不健康なツイートばかりを無意識に追ってしまうと、いつの間にか心拍数が上がっていたり…。通勤電車なんてただでさえ億劫なのに、わざわざ自分からネガティブニュースを拾いにいってさらに気持ちを沈めていたり…(そんなメンタルで会社行きたくない)

これらが無くなったことで、ごろ寝タイムは超気持ちがいいものに戻ったし(早起きできるとは言っていない)、電車タイムはクイズアプリで雑学遊びする時間になりました(ニュース見ろや)。

1.
Q:なぜ、Twitterに時間を使ってしまう?
A:その無駄時間が、実は誰かにとって「金になる」から

【事例1】
・ある人が、「ジェンダー論争」や「表現規制論争」に対して「もう論争やめようよ」というスタンスを取っているにも関わらず、そういった論争に積極的に食いついていってRTしている。なぜ?

その人は、そういった論争をバカにするnoteを有料販売している。
その論争がなくなったら、その人がお金儲けができなくなる。
その人は、そういった論争を、あえて煽っている、あえて拡散している。

【事例2】
・「表現規制論争」の中で発信力・発言力を持つアカウント…僕たちからみると非常に偏った思想を、惜しげもなく、しかも繰り返しツイートして、炎上の回数が1回じゃ2回じゃない。なぜ?

その人の本業が、知名度が非常に重要な職業。
そのため、宣伝のためにTwitterをしている。
だから、炎上商法を選んでいる。
【事例3】
・「ジェンダー論争」の中で、女性側を過剰に擁護する発信を行い、しばしば界隈のなかで火花を散らせている。ときには、以前の発言と矛盾したツイートも行い「再燃」を繰り返している。なぜ?

その人は、インスタグラムで「化粧品」メインのアフィリエイト・インフルエンサーをやっている。
そのため、ターゲットである女性を集めたい。
だから、女性に偏った発言をし、カリスマ的ポジションを狙っている。

【事例4(※ちょっと特殊ケース)】
・絵を描くたびに4桁RTされるような神絵師をフォローしていたが、ある時期からその絵師のツイートの9割が「ソシャゲからの宣伝ツイート」になってしまい、嫌気がさしてアンフォローした。
ソシャゲの宣伝のために、絵師のタイムラインが汚れてしまった

【まとめ】
Twitterでの炎上とか論争とかを見てると、たぶん下記みたいな構造になっています。

A:炎上・論争をあえて起こしている人:1名〜2名
B:炎上・論争に参加している人:〜20名
C:炎上・論争を、どちらかの立場に味方して見ている人:たくさん
D:炎上・論争そのものがそもそもうんざりな(のに見てしまう)人:∞

この場合、Aの人が、Bの人と、Cの人の半数(味方陣営)をターゲットにお金儲けをしています。

つまり、僕たちが「Twitterで時間・精神を消耗してしまう」のは、お金儲けのために狙われている、もしくはその流れ弾にあたっているんだと思います。


2.
キーワードミュートを惜しまず登録せよ

今のTwitterには(公式にも、ほとんどのTwitterクライアントにも)、「キーワードミュート」の機能があるので、これを活用するのが僕の推しです。

アカウントミュートはよく話題になりますが、キーワードミュートって、あんまり設定している話を聞かないです。上記の事例4であればソシャゲからの宣伝ツイートに必ず入っているワード(ゲーム名、とか、「ジョブ」とかですね)、をキーワードミュートしておけば、好きな絵師さんをフォローし続けられたんじゃないかと思います。

「Twitterをどう使いたいか」という個人の使い方によるのであくまで参考ですが、僕が設定している100ワードを次に掲げますので、ご覧ください!(順不同。後々の章で整理説明しています)

3.
僕の設定100キーワード

R.I.P
アイギス
あおり
アメリカ軍
イスラム
うつ病
おはよう
お悔やみ
お父さん
お母さん
キリスト
グラブル
ゴミ
ご冥福
ジェンダー
ジャップ
シャドウバース
シャドバ
シリア
シングルファザー
シングルマザー
セクハラ
チョン
ツイッター
テーマパーク化する地球
トランプ大統領
ねこ
パパ
ハラスメント
フェミ
マナー
ママ
やらせ
ユダヤ
ゆる募
よろしく
よろしくお願いします
安全ピン
安倍
異性
育休
育児
炎上
汚職
拡散希望
韓国
基地
議員
京アニ
京都アニメーション
禁煙
君が代
芸能
行方不明
国家
国歌
国軍
差別

参議院
産休
子育て
自衛隊
受信料
衆議院

侵犯
森友
人種
性犯罪
政治
戦争
煽り
旦那

知事
痴漢
痛ましい
天皇
転職
難民
日本

表現の自由
病気

返還
代議士
放火
北朝鮮
民営化
冥福
誘拐
領海
領空
領土
冤罪

訃報

4.
設定キーワードを整理・設定理由を解説

4-1.知らないソシャゲ
アイギス、シャドウバース、シャドバ、グラブル
これ、すごくおすすめの使い方です。「〇〇さんはフォローしたいし絡みたいけど、自分がやってないソシャゲの話題にはどうせ着いて行けない」という場合には、該当のゲームをミュートすると良いでしょう。自分がそれを始めたら解除すれば○。
「絵師さんをフォローしてるけど、その人のソシャゲツイートが流れてきて悲しい」的な悩みも解決できると思います。

4-2.自分のメンタルをネガティブにする
病気、鬱、うつ病
もしかしたら、これらの言葉をミュートしていること自体に、反感を覚える方もいるかもしれません。そういった方には申し訳ありません。ただ、Twitterは「誰でも発信できる場」ではありますが、それ以上ではありません。
この「キーワードミュートのススメ」自体、タイムラインを自分好みにカスタマイズする=受け身の情報収集になりがちなTwitterで、そうではない使い方を提案する思いが根底にあります。
これらの言葉は、僕の気持ちをネガティブにする話題に付随することが多いため、非表示にしています。

ゴミ、あおり、煽り、炎上、弁護士、転職
単純なネガティブワード、ネガティブ話題系ワードBANです。あまりオモシロツイートにも含まれないので。

4-3.Twitterに求めていない
ツイッター、よろしく、よろしくお願いします、おはよう
「ツイッター始めました。よろしくおねがいします」をはじめとする、各種挨拶を無効化しています。また「おはよう」を無効化すると、公式アカウントなどの結構な数の定例ツイートを非表示にできます。
僕のTwitterの使い方として「常時張り付く」ということはしていないので、たとえ仲の良いフォロワーでも、「起きた人に挨拶」みたいなことは基本的に想定していない、という前提があります。

芸能・転職
とくにニュースアカウントなどをフォローしていると、「芸能人の〇〇が✕✕」みたいな話題は無限にツイートされるのですが、僕は芸能に興味がないため、ミュートしています。
仕事・転職・ブラック職場などは、Twitterで盛り上がりやすい話題の一つですが、その多くにネガティブな要素を含むため、あまり好みではありません。その中でもとくにオモシロに繋がりにくい「転職」はミュートしています。

訃報、お悔やみ、痛ましい、R.I.P、冥福、ご冥福
芸能関係の話題で使われやすい(=僕は分からない話題であることが多い)のはもちろんなのですが、それよりも「〇〇さん亡くなったのか…、お悔やみ申し上げます」といったTweetを非表示にするために設定しています。

拡散希望、行方不明、誘拐
行方不明の人・動物探しや、嘘か真か判断しづらい警告などは、僕はTwitterから摂取したいコンテンツではないし、しかも「行方不明の人探し」の「#拡散希望」はそれ自体が犯罪目的に使われることもあるため、あまり目に入れたくありません。
どちらかというと「拡散希望」がついてないけど拡散されるようなものを、見たいんですよ、僕は。

猫、ネッコ、ねこ
猫は好きなのですが、ちょっと数が多いです。

ゆる募
多くの場合、答えられないです。

4-4.見飽きた
時事ワード(「放火」「京都アニメーション」「京アニ」)
例の事件があったとき、タイムラインが染まりつつあったので、ミュートしました。もう解除してもよさそうです。この例に限らず、時事性の話題は必要に応じてミュートしています。

マナー、禁煙、受信料、表現の自由
それぞれ、もう話題が一周している感じがします(無味乾燥)。「一周したな」と感じる話題があれば、さらに増えていくと思います。

作品宣伝ワード(「テーマパーク化する地球」)
作家、漫画家などをフォローすると、その人が新刊を出した時などに、宣伝のためのツイート、リツイートがタイムラインを埋め尽くすことがあります。プロモーションとしては効果的ですが、僕にとっては1つで十分なものが多いので、そういったものは「多いな」と思ったときに作品名をミュートします。

4-5.政治・思想系キーワード全般
天皇、国家、国歌、君が代、汚職、森友、民営化、ジャップ、差別、人権、ユダヤ、キリスト、イスラム、戦争、トランプ大統領、シリア、北朝鮮、国軍、自衛隊、返還、侵犯、領空、領海、領土、基地、アメリカ軍、知事、衆議院、参議院、議員、政治、安倍、日本、韓国、チョン
政治、右翼・左翼、各種運動も、Twitterで盛り上がりやすいですが、僕がTwitterに求めているものではありません。「天皇」や「国歌」といった一般的なワードに加え、「森友」「トランプ大統領」のように、時局に応じて順次追加していくものも。

4-6.男女論争系キーワード全般
シングルファザー、シングルマザー、産休、育休、お父さん、パパ、お母さん、ママ、子育て、育児、性犯罪、ハラスメント、セクハラ、ジェンダー、異性、安全ピン、冤罪、フェミ、痴漢、夫、妻、男、女
ジェンダー、セクハラ、痴漢、痴漢冤罪、男女平等、性犯罪系は、Twitterでは白熱の話題ですが、結構強めの言葉で論争をしていることも多いため、朝とかはとくに見たくないですね。「安全ピン」は一時期炎上したときに登録しました。

5.Twitter活用に対する新しい方針提案 

Twitterを情報収集用に使っている、という自己紹介欄をよく見かけますが「本当かよ」と思います。よほど気を遣っているアカウントでない限り 「うんこなう」に準じるツイートは混ざっているし、それが積み重なるとタイムラインのクオリティをどんどん下げていく。

Twitterクライアントを使って、タブ機能を使って常時特定の検索ワードを表示しても、それさえも、インフルエンサーがその語句を呟いたり、その語句がニュースになっただけで、一気に検索のクオリティが下がる。そして、本当に価値ある情報をスクロールで見逃してしまう

Twitterというツールがそもそも、ノイズがタイムラインに混ざる構造になっているんですよね。それを細かい情報収集に使うのはちょっとむずかしい。(そういった目的のためには 、グーグルアラートかFeedlyかGunosyをおすすめします)。

情報をすべて取捨選択するのはそもそも幻想。
とにかく、「無価値なものと、無価値かもしれないもの」をまとめて目の前から消してしまい、そして残った、確実に価値のあるものを確実に拾う

これが僕のTwitterの使い方です。上記で「男」や「女」といった一般的な言葉も容赦なくミュートしているのは、この最大公約数的な方針に依ります。

そして、この「男」や「女」をミュートしたことで、何か「良い話題を逃したな」という実感はまったくなく、ただただタイムラインが快適になっただけ。このままずっとミュートし続けるでしょう。

6.僕流、タイムラインの育て方

最後に、ちょっとしたスキマ時間にやっている、僕流のタイムラインの育て方を紹介します。「タイムラインを育てる」という概念自体あまりないものかもしれませんが、これは一度やり始めると、どんどんタイムラインがブラッシュアップされていく感覚がたまりません。

タイムラインを開き、一番上のツイートを見る。

そのツイートに興味がある→OK!
そのツイートに興味がない→なぜ?↓

1.そもそも発信者(や、そのほとんどのツイート)に興味がない → アカウントミュート or アンフォロー
2.発信者には興味はあるが、その話題には興味がない → ちょうど良い単語を考え、キーワードミュート

次のツイートを見る


この繰り返しによって、自分のタイムラインから、興味の範疇外のものを次々と取り除いていきます。しばらくすれば、タイムラインは自分の興味にかかわる話題しか流れなくなります。

その後、また気になる話題やおすすめユーザーから20アカウントほどフォローして…というのを繰り返して、僕はタイムラインを育てています。

(ちなみに、最近はこれをひたすら繰り返しているので、僕のキーワードミュート数(2020年1月下旬現在)は、すでに100はゆうに突破し、たぶん500近くになっています(数えてない)。とはいえ、どれも分類すれば、4.の章で書いた内容のどれかに当てはまるものばかりですが。しかも、最近はかなりのワードがミュート済みなので、ミュート対象のツイートがタイムラインに流れてくることも減ってきました)

以上で、このnoteは終了します。


このnoteは「読んでくれた方が、Twitterに時間とメンタルをこれ以上浪費したいために、キーワードミュート機能という具体的な方法、もしくは、Twitterを最大公約数的に用いるという思想転換で、しがらみから解放されたら、という思いで書きました。少しでも読んでくれた方のTwitterライフに、好影響があれば幸いです。

付録.この方針を始めてから、なぜかいいねが増えた話

章題の通りですが、この方針でのTwitter活用を初めてから、僕のアクション(主に、僕が行ったリツイート)に対して、以下が多くなりました。

・いいね
・リツイート
・リフォロー(フォロー返し)

ただ、これは僕のツイートの仕方におそらく理由があります。
僕は基本的には、「誰かにリツイートされるようなリツイート」を中心に呟いています。たぶん、ツイート:リツイートの割合が1:5くらいです。

このnoteで書いてきた通り、僕は自分のタイムラインをとにかく「興味のある話題」だけに絞っているので、僕をフォローしてくれている人にとっても、なかなかおもしろい話題を提供できている = 僕自身が、面白い話題にリーチできるようになった、ということなのかな、と思います。

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