JC議案の書き方~目的~

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

昨日の続きの記事です。事業実施の目的。
目的があって何か運動や事業を起こすわけなのですが、これまた文章にすると難しいと感じます。

昨日記事にした地域課題や現在起こっている問題を解決することや、調査する事、また周知したり仲間を作ることなど様々です。この数文字の違いで実は事業の方法は大きく変わっていきます。

誰のために何のためにどんなゴールを設定するのか。

もう一つ目的を書く時に難しくなっている理由があります。それは自分の中にある目的が実は全く違う場合です。

綺麗ごとを書けばパワーワードがいくつもあります。一件大義になりうる言葉です。
しかしその言葉や文章のかたちに惑わされ、そして他社から詰められた時に微修正を繰り返し結果よくわからない文章になっています。

目的が定まらないときはもしかしたら背景の記載が曖昧だったり、そもそもその背景自体がおかしい場合もあります。
最近の青年会議所あるある背景と目的は


2020年以降の新型コロナウイルス感染症の拡大によって、コミュニケーションは減少し(背景)→コミュニケーションをとることを目的とします。

とか

インターネットの発達により子どもたちのコミュニケーション力が低下し(背景)→子どもたちに人と人が触れ合う大切さ(目的)

上記の流れは本当によく見ました。このあたりの背景や目的を書くと手法はだいたいなんでもありです。本来青年会議所が地域の課題解決を会議の中で話し合ってきたところはもっと根本の部分だと思っています。

議案を書く時の山場でもある背景と目的の記載は具体的もしくは的を絞った仮説的なほうが事業を進める委員長自身が芯を持った活動を行事が出来ます。大規模事業になればなるほど質問や詳細の説明を求められた時にしっかりとした説明ができます。
議案が苦手な人はこの背景記載と目的記載を「意味が無い」と目をそらすこともありますが、向き合うことが委員長を受けた価値に繋がりますしJCでの学びとなりますので今悩んでる委員長さんがこの記事を見られていたら目をそらさずに頑張ってください笑

もう一つ良くないのはよく似た議案の背景をコピペすることです。過去の議案から引っ張るとある程度練られている言葉なので形にはもちろんなっていますが、自分が調べ感じたものでない言葉に何も気持ちは乗りません。コピペをしだすと一気に議案はよくわからないものになっていきます。

さて明日は議案の花形で、色が出る手法の書き方を書こうともいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?