見出し画像

福知山城再建に関わる活動「瓦一枚運動」

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

私の住む京都府福知山市には京都府唯一の天守閣を残すお城があります。
昭和61年に再建をされた福知山城ですが、私が2歳のころで全く記憶にありません!
物心ついた時にはそこにお城があり、福知山にお城があることは当たり前のことで、それが自慢になることでもなんでもありませんでした。

幼少期に写生大会というものに出てお城を書いていた記憶があります。うっすらと残る記憶は休みの良い天気の日に数時間お城を見て絵を描いていて、途中で絵具が無くなって満足いく仕上がりにできなかった悔しい気持ちがあったような思い出です。

そこからよくよく考えてみると2018年の福知山城をライトアップとイルミネーションで彩る「福知山イル未来と」構想の中、お城に訪れるまで20数年間お城に来ることはありませんでした。近くにけやき広場があったので見るくらいですね。

この福知山市民にとって当たり前にあるもので、生活になんら影響しない場所。しかしこのnoteのタイトルにあるように明智光秀が築城したことや、福知山のまちづくりに関して様々なストーリーがある場所なのがこの福知山城です。

盆地であり、一級河川である由良川は昔から川の氾濫が多く、水害と復興の繰り返しだったようです。そんな由良川を堤防によって曲げながら治水させたのが明智光秀と言われています。
そんな福知山のまちの為に様々な分野で活動される人のブランディングとして福知山市が光秀マインドという名称で様々な活動にスポットを当てています。私も2018年に動画出演させていただき出ております。30分ほどしゃべりましたがすごく良い感じのところを使って編集していただきました。めっちゃいいこと言ってる風になっていますので是非ご覧ください(笑)

その動画でも取り上げられていますが、福知山城再建の際には商工会議所が旗を振り、福知山城再建に向けて市民への募金活動が実施されました。その際に再建の福知山城の瓦に募金者の名前が入るなどの呼びかけて、寄付を募りました。当時約8500名を超える方から合計約5億円の寄付が集まったそうです。
福知山のランドマークと言える福知山城を、市民の寄付によって再建に至った経緯は改めて多くの人の想いが集まる場所であると感じます。

私が2020年に福知山イル未来と期間中に会場内を見回りしているとある年配の方に声をかけていただきました。
「これだけの人がこの福知山城に来たのは福知山城再建依頼だ。何より再建時の人ではなく次世代の若い人、子どもたちがこれだけ集まっているのは嬉しいことだ。」
とお話しいただきました。当時コロナ禍で様々な活動が中止の判断する中、福知山イル未来と2020の実施関しても本当に多くの壁がありました。それでも当時実行委員会の中核だった福知山青年会議所のメンバーの力で実施でき、その年の福知山唯一のイベントといっても過言ではない事業が開催できたことは良い思い出です。

次回はそんな福知山イル未来と2020の実施の裏側でも記事にできればと思います(多分数回に分けます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?