
ふくちゼミの中間報告会に参加して
こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!
さて昨日は市民交流プラザで「ふくちゼミプロジェクト」の中間報告会で前半に講話を担当させていただきました。内容は福知山イル未来との構築実施から学んだ地域活動で重要な共感を広げることや単年度なプロジェクトでも未来にどんな影響を与えるか。持続可能性などのお話をしました。
講話の時間が30分だったのでものすごく走りましたが(笑)今週末には龍谷大学の1回生の皆さんが福知山に来られその際にも地域でチャレンジする意味を講話予定です。福知山イル未来とも6年目となり、紆余曲折や爆発的に広がった事例などが若い人たちの何かのヒントになればと思います。
今回の講話の後には現在ふくちゼミで進められているプロジェクトの中間発表がありました。そちらでのフィードバックや思ったことを今日は記事にしたいと思います。
地域公民館プロジェクト
公民館をもっと地域に開けた場所にするプロジェクトで、桃映地域にある公民館が現在体育館として活用されていますがまだまだ若者が使うきっかけが作れずにいるという課題があるようです。そこでプロジェクトでは若者を対象にサバイバルドッジボール大会を開催し、利用方法の実験と若者に利用する機会を作るという内容に進んでいました。
サバイバルドッジボールの仮実施などを動画で中間報告とされていました。その企画自体は楽しそうですし、一般参加者も集まりそうと感じました。
課題としては今回楽しいゲームが実施できた先の展望イメージが薄いかなと思いました。単年度プロジェクトの大きな課題です。楽しそう、ワクワク感を通じて次世代や新しい展望を生み出せる仕組みがポイントですね。
データサイエンス×防災プロジェクト
過去の水害等のデータから地域で話をしながら逃げ地図をつくるなどし、防災に対する意識を向上させるプロジェクトでは2つのチームが成美高校から福知山駅までのルートと、もう一つのチームは大江町を中心としたマップの作成を進めているようでした。特に大江町では8月に台風の影響で被災した地域もあり、ニュースやインターネットの情報だけではなく今後現地の情報も調査して作っていきたいという報告でした。
こちらはオブザーブの公立大学の先生からも意見がりましたが、逃げ地図は完成したものが素晴らしいマップになるというものではなく、地域住民と一緒に考え、ワークショップを通じて作る過程で自身の地域の構造を学ぶという側面もあります。ですので作ることが目標になるだけではなく、1度かそれ以上の地域住民とワークショップを開催することも重要なことだと思いました。
校歌I‘1veプロジェクト
市内で閉校した学校の校歌をアーカイブに後世にのこす取り組みをするプロジェクトで、これは他のプロジェクトに比べて凄く難しく規模も大きくなる可能性のあるプロジェクトであると感じました。現状は著作権の問題や調査、聞き取りによって保存をすることを目的にプロジェクトが動いています。確かにそのまま時間が過ぎれば無くなってしまう文化を残すとても大切な活動です。意見で出ていたのが保存をした先の活用方法のイメージです。保存ができても、その存在が知られなくなったり、活用の事例やこのプロジェクトの価値が他の地域や関係者にも広がり、自走する形で動き出すと更にきっかけを作りだしたこのプロジェクトの価値はさらに高まると思います。同窓会や廃校活用、地域のイベントでの音楽などなど可能性はとても高いプロジェクトに感じました。
今週は仕事もJCの理事長職も超多忙な一週間となります!頑張りたいと思います!
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