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ちょっとまじめに、損益計算書とは? (week17)

ちょっとまじめに、損益計算書とは?

損益計算書は、会社の利益を知ることができる決算書類。
損益計算書は、収益・費用・利益が記載されており、「Profit and Loss Statement」を略して「P/L」。決算時に収益から費用を差し引いた利益を知るための書類なので、会社が「費用を何に使って」「どれだけ売上が上がり」「どれくらい儲かったのか」を読み取ることができる。

また、損益計算書を正しく読むと、利益が本業と本業以外のどちらで出ているかということもわかり、例えば販売業を営む会社が、ほかに不動産業を営んでいたとする。商品を販売することで発生した売上が本業の利益であり、不動産で得られる収入が本業以外の利益ということに。

もうひとつ、損益計算書の変動費と固定費を分けることで、黒字と赤字の境界線を示す「損益分岐点」を見極めることができる。損益分岐点は、赤字の会社なら「どこまで売上を上げれば黒字になるのか」、黒字の会社なら「どこまで売上が落ちたら赤字になってしまうのか」を判断するための目安になる。会社の経営状態を分析する上で、損益分岐点は非常に重要な指標となるもの。

損益計算書から分かる5つの利益について

損益計算書には、収益・費用・利益の3つの要素が記載されており、商品やサービスを販売することによって得られた売上高から費用を差し引くことで、最終的な利益を計算できる。
損益計算書から分かる利益の区分には、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「税引前当期純利益」「当期純利益」の5つ。

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